今日見た夢 2021/11/04(水)
今日、少し興味深い夢を見た。その夢は夢の途中から見た夢だが、電車の座席に座っている夢だった。電車から見える風景はすべて光で自分のほかに、自分の手前の席に杖をついた年配の男性が座っていた。年配の男性は、現代の電車に乗るには少し相応しくないボーボーの髭を生やしており、少し昔の雰囲気を感じさせる外套を着ていた。まさしく「伊藤博文」のような人だった。なお、何故か裁縫セットのようなものをそばに置いていた。自分は、その人からは柔らかな雰囲気を感じ取ったので特に気にもせず、いつものように少し俯いた姿勢で電車に乗っていた。そうするうちに電車は駅に停車し、年配の男性は目的地に着いたのか慌てた様子で電車から降りようとするが、裁縫セットが床に広がって落ちてしまい、おじいさんはそれを拾っているうちに電車のドアが音を鳴らして閉まろうとしていた。それに気づいた私は、とっさに電車のドアに足をかけて迷惑だと思いつつも、電車のドアが閉まらないようにした。おじいさんはその間に大体の裁縫セットを片付けてありがとうと言いながら電車を降りて行った。ただおじいさんが座っていた座席にはまだ、2つほどハサミと重箱が残っていた。おじいさんはお礼にそれをあげるよと言い、私は困って、閉まりつつある電車のドアの隙間からハサミを放り投げた。余談だが、おじいさんの去っていく姿が最近亡くなったおじいちゃんと重なるところがあり、とっさにおじいちゃん!と声をあげていた。そうして、手元には一般的な漆塗の重箱があり、おじいさんが裁縫セットを持っていたため、裁縫箱かなと思ったりした。簡単にはもらえないと思ったので箱は開けずにしておいた。というのが今朝見た夢である。何か伊藤博文?が自分に思いを託そうとでもしていたのか真相はわからないが、とにかく温かい夢だった。おじいさんの温かい微笑みが今でも忘れられない。