少し前5月10日金曜日に大阪ミナミの

ロフトプラスワンウエストで開催された

トークイベントに行きました

 

テーマは『統一教会VS日本会議』ドクロ

 

 

ビールと焼きそばを注文し開演を待ちました

登壇は左から

菅野完氏・上杉聰氏・鈴木エイト氏

有料なので詳細を書くのは控えますが

 

過去の不都合な歴史を改ざんしたり

明治時代の価値観をヨシとするような

「反動教科書拡大の活動」と現在

特に大阪はイシン(マツイ氏)とアベ氏との

つながりで「とにかく普及させる場」にされた

・・・それでも採択を食い止めてきた

特に上杉氏の功績は大きいです

 

この日のメインは

ウヨクカルト勢力の政治活動と影響の話

男女平等や性的多様性を否定したり

憲法や教育基本法を悪いように変える

こうした目的で真面目に実直に真剣に

復古をよきことと信じ献身的に活動する人々

そんな報告も聞きました

 

そしてその活動のさまが・・・

日本会議関連団体(日本青年協議会等)は

東京都千代田区・港区・渋谷区の

道路許可申請をほぼ毎日どこかで取ってる

(街宣活動やデモを毎日している)

 

日教組の大会で街宣ウヨクが大音量で抗議

・・・には慣れるし、気にならないそうですが

帰りの駅や空港で待ち伏せしていた

日本会議の連中からこっそりと

「バイコクド」と言われるのは

気持ちに堪える…陰険だけど効果的な戦術

 

ついつい権力につながっている

優遇されてきた・・・と思われる右派勢力ですが

日常活動はあくまでも

地味・地道・堅実・質素・順法

案外、やり方は民主的手続きに沿ってる

それでいて「隠れた」活動が徹底されている

 

上杉氏はそれを「表」に出すことを目的に活動し

菅野氏は日本会議系統の地道な活動を紹介し

(リベラル側の自己主張強めへの批判含め)

鈴木氏は他国ではカネ目的のみの統一教会が

なぜ日本ではネトウヨと親和的なのか?

そんなお話を聞きました

 

会場内には「やや日刊カルト新聞」の

藤倉善郎さんも聴衆としておられ

クセの強い面々でしたが内容はよかったです

 

1990年代半ばから

この国が排外的や歴史を改ざんする勢力が

いつのまにかこんなに力をつけたのか?

マスコミがとか小林よしのりがとか

いろいろ原因は言われますが

それだけではなさそうな気がする…

私なりの疑問があったのですが

少しわかってきた気がします


そして、アベ政権で栄華を極めた彼ら勢力も

その辺はドライな現政権で後退を余儀なくされ

日本フォッシュ党に結集しています

 

22時過ぎに終わって帰路を急ぎますが

ミナミの夜はまだこれから…

 

現実に落胆することも多いですし

いくら彼らなりの正義感の発露とはいえ

差別的な思想や薄気味悪い活動には嫌悪もあり

自分の至らなさや非力さと

現実の汚さもまた直視しないといけない

汚さときらびやかさを写す川面を見て

そう思った夜です