大阪ミナミを歩いてきた…の最終回は

前回の南海から西側へ行きます

地図の右下が南海難波と高島屋

信号渡って

阪神高速の下あたりを歩くと

なんば楽座という飲食街があります

結構、昔ながらの店が並んでいる中で

相撲案内所という掲示がありました

いわゆる「相撲茶屋」ですね

 

千日前通から地下街「なんばウオーク」に入る

 


図のように

南海難波駅から地下に降りたら

地下鉄御堂筋線の難波駅があり

その真下に地下鉄千日前線が交差し

並行して近鉄と阪神の大阪難波駅があり

この辺までは地上は繁華街ですが

西に行くと四つ橋線の難波駅があるけど

この辺りからやや賑わいが少なくなり…

 

さらに西に歩くと(御堂筋線から徒歩7~8分)

 

JR難波駅に着きます

大和路線に乗ると奈良に行けます

 

今、このJR難波から大阪駅地下ホームまでつなぐ

2031年完成目指して「なにわ筋線」の工事中

完成したら確かに便利になるけど…

私もその時60代だし、さほど乗らないのかな?

 

JR駅から表に出ると吹き抜けになっていて

若者のストリートダンスの場所になってます

 

 

さらに上の階には飲食街やクリニック

写真右にあるように高速道路が乗り入れていて

高速バスのターミナルもあります

 

この辺りは昔は「国鉄湊町駅」でした

1980年代までこんな鄙びた感じで

千日前通りから道頓堀川ほとりまで

道路を塞ぐように駅が突き出ていました

貨物ヤードも広く、開業時は荷物を船運につなぐ

という使命もあったそうです

 

90年代に駅を地下化し、名称もJR難波にして

大阪市主導でOCAT(大阪シティエアターミナル)

設置して関空開港にあわせて再開発するも

案の定、利用者低迷で赤字になりました…

 

湊町駅跡地にできたのが湊町リバープレイス

ソロバンの珠のような

科学特捜隊の基地のようなざん新なデザイン

 

道頓堀川を渡って北に行くと

南堀江のエリアに行きます

かつては材木商から家具屋さんの卸

という場所でしたが

2000年前後からファッションやセレクトショップ

など「おしゃれな街」扱いで人気上昇

 

オレンジストリートは家具店の面影も残しつつ

繁華街の喧騒とはちょっと離れた

独特の雰囲気を醸し

ミナミで働く人の住まいもここが多いとも聞きます

 

ということで

9回に及んだミナミ街歩き

東西1㎞・南北2㎞程度のエリアですが

いわゆる大阪らしさもあれば

リトルトーキョーになっている所

高級ブランドショップから庶民の味

50年前と変わらないエリアもあれば

再開発で変貌を遂げた場所もあり

いろんな顔をもつミナミでした