2023年3月春場所から
番付の書き手が木村要之助さんに代わりました
でも、私も場所後にこの記事で知るまでは
まったく気づきませんでした
それくらい先代の書き手
木村容堂さんの文字と酷似しています
それにしても書き手交代が場所後に
「関係者の話でわかった」という記事って…💦
では、比べてみましょう
こちらが容堂さんの文字
比較しやすいように
照ノ富士関にフォーカスします
こちらが要之助さんが書いた春場所番付
ほぼ違いがないですね…
まんま容堂さんです
でも私が見てきた書き手でも
秀逸な文字を書かれた容堂さんに似てるのは
まずは最高の賞賛です
それ以前の書き手の比較を
以前ブログに書いていました
こちらの本でも書き手比較しています
戦後1人目の書き手
先代(5代)式守鬼一郎さん
(のちの24代木村庄之助)から
1952~66年の5代式守勘太夫さん
1966~82年の10代式守与太夫さん
1982~84年の6代木村庄二郎さん
(のちの26代式守伊之助)
1985~2000年の2代木村容堂さん
(のちの30代木村庄之助)
2000~07年の9代式守與之吉さん
(のちの36代木村庄之助)
そして7人目の3代木村容堂さんまで…
容堂さんは15年(91場所)書かれました
木村要之助さんは戦後8人目の書き手
初回の今場所は横綱・大関1人ずつでしたが
今後、数年と書いていくなかで
新たな横綱・大関が誕生して
上位も充実した番付になるといいですね
そして、番付書き手もついに
私より年下になってしまいました
幕内〜三役格のベテラン行司が書き手でした
もうそんな年齢だと自覚しました
木村容堂さん
長らくの番付書きおつかれさまでした
だいたい番付書きを退任される時は
立行司就任前のことが多いです
容堂さんも期間は短いでしょうが
張りある結びの触れを期待しています