こんばんは。お姉ちゃん高3生は、受験生とは思えないのほほんとした毎日を送っています口笛


進学する気はありそうですが、極端なのんびり屋さんで、情けないことに自宅でのほとんどの時間を動画みたりゲームしたり、あとは学校の課題に追われています滝汗


進学先は妻の方が焦って情報収集に動いて、ようやく来週一校見学に行くそうです。見学もこの時世ですので人数絞っての申し込み制。オープンキャンパスという名前も似つかわしくない感じニヤニヤ


まだ絞り込めない受験先です。まあのんびりしたものです…考えたら私も似たようなものでした



さて、今日の話は「上京」についてです。実はこちら関西ではあまり使わない言葉のような気がします


受験でも、関西の受験生は関西圏内で多様にあるから、あえて上京しようとは思わないのかもしれません。私の同級生でも首都圏の大学進学はほとんどいませんでした


そもそも京都在住だと「上京」という言葉はまず使われません。京都市上京区(かみぎょうく)と同じ文字だし


とはいっても、就職段階になるといろいろです


よく吉本芸人がM1などで優勝して、活動拠点を東京に移すことを「東京進出」と言いますし、大阪でもすでに基盤があるからこその『進出』なんですけど…一般人でも、首都圏でしかできない仕事や夢があれば、関西にとどまることを躊躇しません




ただし、そのハードルは全国一律ではなさそうです



首都圏(神奈川・千葉・埼玉含む)への人口移動比率(人口10万人あたり5年間で何人が首都圏に転出したか?)を見ると…


東北や北関東、甲信越では全国平均の倍以上ありますね。岐阜や福井あたりはむしろ名古屋を目指す?北陸地方は案外住みやすいらしいし、地元志向が強いかも?
西日本では上京志向の強い県はないですね。名古屋、京阪神、広島、福岡に近県から集まり、これらの中核都市出身者の方が首都圏を目指す流れという感じです




私は大阪出身で京都の大学に行くことになったのですが、当時の大学の案内には「上洛の際には…」という説明があり、京都に来ること・移り住むことをそう言うんや…と驚いた記憶があります。中国の洛陽になぞらえてのことでしょうし…京都市内にも「洛北」「洛中」「洛西」「洛南」…を称した地名や学校がありますからね


大学は関西出身者が多いのは当然として、全国いろんな地域からの学生もいました



ゼミ論文集の巻末にあった帰省先住所(今はこんな情報開示できないですやんね…)でも、四国や長野県、静岡県、山形県などの人もいました

同じゼミ以外でも、九州各県や関東・東北地方の人もいました。わざわざ東京から上洛?した友人も少ないけどいました


卒業後は地元に帰った人、首都圏に就職した人、関西に根付いた人様々ですおねがい


でも最近は学生の全国規模での移動は少なめになってきているとも聞きます。学費の高騰での生活費も含めた負担の増加や、地元志向も強くなってきているようにも聞きます


職場となると、私の会社には北海道・青森・秋田・沖縄・鹿児島…などの出身者が少ないけどいてはります。だいたい関西の学校に来て、そこで就職という人です。あと外国の出身の人も…増えつつあります


そこで…別の資料では



東北地方から転出する人の行き先です…半分以上が首都圏ですが、少ないながら関西に来る人もいるんですね。式守職場の東北出身者は変わり者かも?



四国地方から転出する人の行き先は…関西と中国地方(おそらく広島・岡山)合わせて半分を占めます

私の職場にも四国出身の人が結構多いです


ただ・・・


今回のコロナ騒ぎを通じて都会の過密状態の避けられないリスクや、リモートなどの仕事の普及の可能性が出てきたので、敢えて首都圏に集まることは今後鈍化するのでしょうか?


今さら感もありますが、首都機能や企業の機能を地方に分散させることももっと本気で取り組んでいってもいいのに・・・と思うこの頃です


上京は出張程度で十分と思う式守です。なんだったら大阪よりももう少し小規模な街の方が住みやすいかも…さて、お姉ちゃんはどこに進学するのでしょうか?



吉幾三さんの『俺ら東京さ行ぐだ』のコラボ動画に最近凝っています。バカらしいけどねニヤニヤ