こんばんは。ひさびさの連休だった式守です。月曜の祝日休みもひさびさのような…
土日は岸和田市山手エリアや周辺泉州地域全域でだんじり祭りでした
9月の岸和田だんじりは浜手旧市街の密集地を走りますが、山手は田畑や郊外住宅などの間を走ります。もはや自動車での移動は困難です。踏切よりはるかに長い「だんじり通過待ち」
すべての車両に優先してだんじりが通行します。祭りにかかわっていない私はむしろ少数派。ハッピを着ずに外出するほうが恥ずかしいくらいの街の雰囲気です
そして、今日はまつりのお片付けの日。大勢の男衆が提灯を外し、ごみを回収し、寄り合い用のプレハブやテントを解体していました
祭りを中心に、青年団が寄付を集め、盆踊りなどの地域行事も担い、壮年が交通整理や治安担当し、高齢者が顔役になる…
私の育った大阪市内では昭和後期でも既になかった地域の強固なつながり。この辺りは良さでもあります。
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そうした、せっかくの休みなのに、6時半から起き出してごそごそする弟くん…
普段学校がある日より早く起きてきている祭りの片づけでもないのに…
と思ったら…
「なあ、生クリームないからローソンに買いに行く…」
何を言い出すねん!?
「プリン作るけど、材料が足りないねん」
本当に行きよりました…
なぜ、突然プリンを作る気になった?
レシピ本で発見した「プリン」
これを見つけた弟くんが作りたくなったそうです。なんとも食べ物のことならすごい行動力…
日中は妻が仕事でした。お姉ちゃんは塾でした
弟くんは、ぜんそくもちで、この季節はだいたい調子を崩します。昨日も吸入に行きました。なのにこの行動力
そして、昼間もヒマだったためか、私がお米屋さんに行くのに同行してきました
「なあ、この福井県産コシヒカリなんて、ええんちゃうん?。滋賀県産ヒノヒカリならうまいかもよ!」
大きい声で発言するのでお店のおばさんも「ここのお菓子好きなの持って行っていいよ」「あと景品も2つ選んでね」
「えっ!?やった!ラッキー!」
景品は酢や醤油、食器洗剤やサランラップなどから、彼はワンピースのトランプを見つけて選びました
「トランプ取っていい?もうすぐ修学旅行やから持っていくねん!」
オーバーに喜ぶため、おばさんも嬉しそう
「お礼は言うたんか?」「あっ、ありがとう」
帰りの車内でも
「あのお店えらい気前ええな。やっていけるんかな?」など菓子をほおばりながら上機嫌
このようにリアクションがはっきりしている弟くん。お店に行くと「とてもいい客」です。なぜか?
レジで会計計算している時にだいたい「あ~~うまかったぁ~」と大声で言うのです。まるで新喜劇の芝居の開始時に出てくる役者のようです
彼の場合はサービス精神というよりも、天然?な気もします。他者評価のためというより、素で喜んでいるだけだったり。だから逆に不機嫌不快も隠せないのですが…
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実は、お姉ちゃんはその逆なのです
おやつを作るようなこともなく、リアクションは薄く、外でも内でも反応が薄~~い
もとから大人しいほうでしたが、中学生になってから一層際立ってきました。
そもそも、朝起きてきた時に私や妻が「おはよう」と言っても
「・・・うん・・・」
おかしいやろ!?あいさつとしてかみ合ってへんやん!
心配して聞きましたが、「学校ではちゃんとあいさつしてる」と言いますけど…
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きょうだいでこんなに違うんですな。
私が子どもの頃は実は「お姉ちゃんタイプ」でした。大人に対してうまく反応できない子だったのです
たいして私の弟(息子である弟くんではなく、実弟(46歳)のこと)は、父の会社の従業員さんから結構可愛がられていました
そのこともあってか、父の仕事を継いだのは弟のほうです
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長子と末っ子の違いと言えば、その典型なのかもと思いますけど
上の子は、下の子の世渡りのうまさというか調子の良さが、うらやましいような、気に入らないような気持があるのかもしれないです。私も少しありました、まあ基本マイペースだったので、そこまで弟の動向まで気にしていなかったのですけど
あらためて、きょうだいの性格(リアクション)の大きな違いから、悩むこともあります。
お姉ちゃん自身も超マイペースだし性別も違うので、あまり弟くんへの対抗意識もないとは思いますが
私もお姉ちゃんのようなノリの悪いタイプだったけどなんとかなったので、そこまで心配もしていないけどね
ただ、少しくらいは対抗して、おやつ作りだけでなく、家事も手伝ってくれてもいいんですけどね~
もう一皮むけた成長はいつになるやら??
ということで、今日も「夕食は」作る式守でした。手伝ってもエエねんで