
今回の生物実習といのは、なんとも複雑な内容になった。
魚類のサンプルの計測とラベル付け、最初の計画では現地 シーパンドーンで一部を解剖して胃内容物のサンプル。生殖腺重量の測定まで行う予定だった。
でも、首都ビエンチャンから2日掛けてやってきて、室内でのサンプル処理では退屈だろうということで、1ヶ月分の計測とラベル付けだけすることにして、残りは、来月大学の研究室で処理することにした。
それにしても、感心したのは、ラオス大の学生たちの飲み込みのよさだ。優秀な学生を選んできたとは聞いていたが、初めての作業のはずが午前中でマスターして午後には、めざましく上達した。
指導するポートン先生がコウモリの分類を専門とする方なので、体サイズの計測の意味をよく理解していて、統計処理についても学生に指導しているとうことなので、サイズ分布とか季節変化に関する分析は任せてしまうことにした。
そこで、予定を早めて、村落調査、これは社会学の研究テーマだけど、メコンウオッチはこちらの方が専門といえる。
分析を1日で切り上げて、村落調査にサダム島に行った。この写真は2泊三日の調査が終わった夕方の写真なのだ。
ボクは村の人の写真を撮って配っていたのだが、学生さんたちの写真は特に撮影しなかった。彼らにデジカメを供与していたし、互いに携帯電話でさつえいしているので放っておいたのだが…。
最終日、彼女たちがなにかそわそわしている。
いつの間にか、着替えもしているではないか。うかつであった。
そこで、みんなで、メコンの見える岸辺に行って記念撮影。
写真の左手向こうに見えるのはカンボジアだ。
もちろん、各自のポートレート撮影も!
ボクの右手の彼女は、少しふくよかな体型をしている。そこで、ポージングの指導をしたのだが、スマートに写っていて大満足。それが気に入ってか、いつも同じ格好で写真に写るようになってしまった。