台風16号の死者はフィリピンで246人、ベトナム33人に(トムソンロイター) - goo ニュース
台風16号は熱帯低気圧に変わり、ラオスで停滞している。
 次に示したのはラオス南部の都市パクセの水位なのだけれど、普通ならば雨季が終わる季節なのに、水位が上昇しているのがわかるだろうか。
 よく見ると、2000年、2008年の洪水年よりも同時期についてみると水位が高い。


 

しかも、今年の水位変動は、めちゃくちゃである。
 下のグラフは流量を示しているが、グラフは流量が急激に増加していることを示している。



 このグラフをみると、7月の上旬にもグラフが急激に増加していることがわかるだろうか。この時にはボクはメコンに居て、危うく定置網を流されるところだった。
 メコンに通い出して2年ともなると、これらのグラフを見るとメコンの水位や、コーンの滝群の状態が予測できる。
 みんな、嬉々として、網やら釣り針を仕掛けて魚を採っていることだろう。

 予定では、昨日の便でタイ経由でメコンに行っていた。
道路が冠水するほどの雨が降っているようなので、たぶん行っていたら途中で立ち往生していた。
 でも、この水位変動に立ち会いたかった。それは残念。

 参考ブログ
 ビエンチャンそらもよう






 ☆テキスト版
台風16号の死者はフィリピンで246人、ベトナム33人に
トムソンロイター2009年9月30日(水)12:17

 [ハノイ/マニラ 30日 ロイター] フィリピンに大きな被害をもたらした台風16号が29日にベトナムに上陸し、同国沿岸部と中部では30日現在、洪水や地滑りによって計33人の死者が出ている。

 同国ではこのほか、台風上陸前から約17万人が避難していた。

 気象当局によると、同台風はベトナム上陸後に勢力を弱めて熱帯低気圧となり、29日夜にはラオス南部へと移動した。

 一方、台風16号によるフィリピンでの犠牲者は246人に達した。当局によると、同台風による経済損失は1億ドル(約90億円)近い。同国には今週後半には別の暴風雨が上陸する可能性もあり、関係当局が備えを進めている。