メコン河の魚類を調査する。その結果をまとめるのに、こんなデータベース構築はどうだろう。

 すべての情報を「画像」に載せる。というのがコンセプトだ。


 画像ファイルには撮影データを内在する規格がある。

Exifを参照

 この情報には単に撮影データだけでなくて、撮影場所のデータを乗せることができる。データをExifに書き込むのは、GPS搭載のカメラやビデオなら撮影と同時に行うことができるし、撮影の後でパソコン上でデータを入力することも可能だ。
 最近SONYが発売したGPS-CS3KというGPSユニットキットは、撮影済みのデータカード SDカードとメモリーステックを差し込むとGPSのデータを上書きするという機能があるという!!!。

 そのデータはgoogleマップに表示できるというからこれは便利そうだ。
 ボクのように、移動しながら撮影するタイプには画像処理が飛躍的に楽になる可能性がある。
 位置情報の制度は10m以内位、構造物の中ではデータが飛ぶらしいが、ボクの用途というのは野外だからあまり問題とならないだろう。ただ、渓流では感度が問題となるケースがある。

 さて、その利用方法だけど、調査場所に定置網を設置するとする。
1.その場所の写真をとる。
2.採捕した魚を大型のものは1個体づつ、定規をいれて撮影する。
  小型のものは何個体かまとめて撮影してもいい。
3.撮影データにGPSのデータを追加する。

 このデータの利用方法だけれど、こんな利用もできそうだ。
例えば google に張る。

 これはpanoramioという画像投稿サイトにアップロードしたもの。
 このサイトでは一定の条件があると投稿した写真が Google Earthに表示される。
 ここでミソとなるのは、Google Earthに表示されるのは風景だけなので魚の標本写真は表示されないということだ。
 しかし Google Earthに表示されなくてもPanoramioには載っている。ということ。
 Google Earthから風景写真の場所を見つけて、その写真を表示して前後の写真を見ればそこにサンプルの写真がある。ということになる。
 この例の場合は、魚の写真ではなくて鵜匠さんの写真を見ることができるはず。 鵜匠さんは個人なので Panoramioでは表示されてもGoogle Earthでは表示されないのだ。

 

 >SONY GPSユニットキット GPS-CS3K

ソニー

このアイテムの詳細を見る