放鳥トキ、本州側へ3羽目飛来…新潟・村上で確認(読売新聞) - goo ニュース
 
 佐渡に残った唯一のメス 4番。
彼女はいまだに、背中にGPS発信器を背負っていて、しかも発信器は機能しているようだ。
 2009年 3月11日 トキ放鳥情報より
 装着したアルゴスの装置には何種類かあって、太陽電池式のものを装着したのだろうと思う。大きさにもよるけど、3年くらいは寿命があるみたいだ。

 日本の代理店 HOGA さんのHPから

 メーカーのHP 


 環境省のHPからリンクした3月10日の4番の個体だ。


 メスの背中に付けられたアルゴスの発信器は、オスに付けられているものよりも頭よりに位置しているようにみえる。たぶん、それは交尾の際に邪魔にならない為。(蛇足だが、鳥は交尾の際にオスがメスの背中に乗っていたす)だと思うのだが、この位置で、そしてアンテナがあって、オスがその気になるのだろうか?と夢想してしまう。

 それにしても、放鳥からそろそろ6ヶ月だ。どのような方法でトキの背中につけているのか?どこかに資料はないのかなぁ。

 
 参考)こちらは11番のオス。アンテナがかなりお尻よりに付いている。



☆テキスト版
放鳥トキ、本州側へ3羽目飛来…新潟・村上で確認
読売新聞2009年3月10日(火)20:35

 環境省は10日、昨年9月に佐渡島で放鳥されたトキのうち、新たに1羽の雌が本州側の新潟県村上市に飛来したことを確認した。本州に渡ったトキはこれで3羽目。

 発表によると、9日に市民から目撃情報が寄せられ、10日午前、同省の委託モニターらが市内の田んぼで餌をついばんでいるのを発見。足輪などから佐渡島で一時行方不明になっていた雌と確認した。

 この雌は、今月7日まで唯一のペアとして佐渡市内で雄と行動をともにし、繁殖への期待が寄せられていたが、8日から行方が分からなくなっていた。

 環境省佐渡自然保護官事務所の岩浅有記自然保護官は「ペアが解消されてしまったのは残念。これで繁殖の可能性は低くなったが、島内に残る雌1羽と雄4羽からペアができることに期待したい」と話している。