早い目カメラはとても便利だが、おおきな欠点がある。
ファインダーはあるのだが、電子式で画素数が少なくて、小さい。よく見えないのだ。

 このカメラは、撮影しているときにはどこが写っているのか、何が写っているのかよく解らないところがあって、撮影後に画像を確認して、オー、などど感動している。

 それはそれで楽しいんだけれど、肉眼でよく見えないものを撮影して解析しようなどと思うと、ファインダーの見難さというのは、特に野外では大きなマイナスとなる。
 
 価格.comという商品比較サイトを見ていたら、ドットポインターなるものを使用している方のコメントがあった。
 ドットポインターは天文屋が星の場所を確認する時に使用するものと思っていたが、こいつは面白そうだ。そう思って、昨日注文したら、今朝にはもう届いた!

 最初の画像は、そのドットポインターを付けて、おまけにテレコンバーターをつけた 早い目カメラ。三脚に載せているのは、ドットポインターとカメラのファインダーの光軸を合わせるため。ポインターにははじめからカメラに取り付けできるパーツが付いていたがごらんのように、背が高い。使ってみると撮影する距離によって視差があるのは明らかだった。
 
 近くの田んぼで鳥をねらった。河原で遠くのビルを元に光軸を合わせたが、鳥はもっと近くにいる。三脚を持ち歩くのは面倒なので、片手で持って光軸合わせをした。すこし、ズレているがまあいいかとこんな写真。

 撮影倍率は12倍。35mm換算で400mmくらい。フォーカスはAF。秒60コマで手持ち撮影してみた。撮影画像のトリミング、補正は行っていない。

○飛翔する ケリ



○ムクドリ


 全くの蛇足なのだが、最近のライフル銃にはこれと同じような照準がついているのだろう。本当に簡単に照準が合うのは、そこし怖い気がした。