メコン本流の朝焼けです。

 シーパンドーン 四千の島という名を持つラオスとカンボジアの国境付近。写真中央から右手に見えるのがカンボジア側となります

 メコン川というと、鬱金色の大河という印象があるのですが、乾期のこのあたりでは、メコン川は本流にもかかわらず、水は澄んでいます。

 ボクは水辺にいることが多い方だとは思うのだけれど、まだ、こんなこんな光景をみることができるとは、本当に思ってもいませんでした。いつまでも見ていたい、そんな気分にひたって撮影していました。

 そして、この美しさが、とても儚いものだという思いは、ボクを少しナーバスにします。ボクの目的は、このメコン本流に計画されているダムの予定地をたどることが目的の旅だったからです。

 不定期ですが、「メコンの目」ボクがみたメコンを掲載していきます。