メコン河沿いに船を傭って散策した

支流の合流点で、流し刺網を流している漁師がいた。
流れの具合が長良川の 下流みたいで、しばらくを様子を見ていた。
長良の漁師さんと網を流したら面白いだろうなと思ったのだが、たぶん、魚を捕り過ぎてまずいことになる。

市場に行っても幅を効かせているのは、ティラピアだ。
豊かな流れメコンも実情は儚いものかもしれない。

ただ、メコンを染める残照には魅了される。
川沿いのレストランで毎日、夕日を見ながら、ビヤラオを飲んでいる。

まだ、雨期のさなかのはずだが、今年は乾期の訪れが早いようだ。
初日こそ夕立ちに、遠雷が煌めいたが、昨日はドンより薄曇りの中に、夕日が沈んでいった。