ボクが奄美に来るとかなりの確率で雨が降っている。奄美ではボクは雨男だ!

 12月の今頃、奄美大島は大陸の高気圧の縁に位置して、ちょうど秋雨の季節と似た気圧配置になっている。そこで、雨、しとしとと優しい雨が降る。

 リュウキュウアユの産卵もそんな雨を待って行われるんだ。
12月10日、着いたその足で、アユの棲む川を廻った。
 写真は宇検村の河内川、今年は雨が少ないのか、渇水傾向、だたし、水は澄んでいた。
ところが翌日、再び、川内川に行ってみると、水位が高くなり、濁っている。この場所は産卵場のある場所、赤にごりが続けば、産卵した卵に赤土が付着して卵は酸欠になって、死んでしまうことがある。




 濁りの元を探すと、赤土山のあたりから流れる、小又川から赤黄色の濁り水が流れ込んでいた。





 せっかく慈雨が訪れて、産卵のときが来たのに、残念だ。
といって、嘆いていてもしかたないので、皆で、ジョレンで掃除しよう。

 マジンスロー

 (奄美の言葉でみんなでヤロー ということらしい。ライブハウスで覚えた)