
昨日のブログで伊自良湖にある娯楽施設のHPを紹介した。
伊自良湖どっと込む
このHPにブラックバス情報という欄があって、7月6日にコクチバスが釣れた画像がアップされている。
今年生まれのコクチバスがいることから、6月くらいには放流されていただろうというのは推測される。ただ、この文章が気に掛かる。拡大してみよう。

すくなくとも、7月6日時点でこの湖の管理人は、コクチバスという魚が、環境に影響のある魚だということと、その魚が伊自良湖に生息していることを、知っている。ということだ。
さらに、以下の文、期間限定です。 18年度には、大々的に退治計画進行中!
これは、いったいなんだ?
特定外来生物法が施行され、持ち出しも放流も禁止されている魚が、自分の管理する(漁業権が設定されている)湖にいるのに、随分と、のんびりとした対応である。
重ねていうが、コクチバスは特定外来生物法で厳しく持ち出し、放流が禁止されている魚だ。
この文にある、「退治作戦」どうして来年度なの?
もし、7月の上旬、駆除が行われていれば、産卵は行われなかった可能性もある。
コクチバスの長良川への拡散の危険性は格段に少なくなったのだ。
コクチバスが伊自良湖にいる。
この事実は、バス釣り人には、知られていた事実のようだ。
コクチバス。
琵琶湖博物館の特別展で映像の撮影をした縁で、知ることとなった魚。撮影した長野の湖で、こんな魚が長良川に来たら大変だ。そう思わせる、最強の捕食者。
放って置くわけにはいかないよなあ。
おっちょこちょいで正義感だけはある愚か者は、求められてもいないのに、係わってしまう。たまたま、喫茶店で、モーニングを食べたばっかりに…。
ニイムラ
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