長良川につながっている人工湖にコクチバスが放流された。もちろん犯罪行為である。

久しぶりに「モーニング」を摂りに近くの喫茶店へ
そこで、ご近所の釣り名人がメールの写真を見せてくれた。

コクチバスである。

 長良川の支流伊自良湖で釣れたという。
この魚はサイズからして、当歳魚、つまり今年生まれの可能性が高い。
もっと大きい個体、36cm程度も釣れているという。

 伊自良湖はワカサギ釣りがさかんだが、オオクチバスも放流されている。(もちろん不法!)彼はバス釣りにも行くそうなのだが、昨年はオオクチバスしか釣れなかったという。
現在はコクチバスがよく釣れるという。

 小さく切ったワームに食い付いてくる。小さいのが幾らでも釣れる。

 可能性として考えられるのは、今年の繁殖期6月以前に、成熟したペアを放流した者がいるということである。
 産卵して増える事を目的としての確信的不法行為だ。

 伊自良湖は長良川につながっている人工湖だ。放流される水にコクチバスがいて長良川に移動する可能性が心配されている。

 恐れていた事態だ。
コクチバスが川に入ってしまったら、相当上流、ひょっとしたら、高鷲村付近の上流まで生息場所を広げる可能性がある。

 アユはもちろんだが、アマゴ、(サツキマスの陸封型)についても生息が脅かされる。

 やれやれ、またやることが増えてしまったみたい。

 ニイムラ

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