ひとつの報道記事からある事件に係わってしまった。

ここしばらくの「事件」の経過について、ボクが参加しているMLへの投稿記事をベースに経過をお伝えします。


瀬能さんへのメール::::::::::::::::::::::::::::::::::::
瀬能様

皆様

懸念されていた「放流」が実行されました。

 今回の事件は「カクレクマノミ」 の放流についてですが、この養殖・放流を行った専門学校は、アユモドキの飼育について妙な「実績」があるところです。

 採補許可のないアユモドキが「バケツに入った状態で専門学校の中庭で発見され」その後、この専門学校は、環境省から繁殖・飼育の許可を取って養殖を行っています。
 地元でアユモドキの保護を行っているグループは、この不自然な許可の経緯について以前から注視してきました。そして、今回の「カクレクマノミ」 の放流です。

 これは私の個人的な見解ですが。希少種を対象とした養殖をこの専門学校は特色つまり事業としているようですが、繁殖許可の取得法、事業の宣伝法などついて、かなりヤバイことを平然とするように感じています。

以下 引用

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人工繁殖「カクレクマノミ」沖縄の海へ

TBS ニュースより

ニモ 放流


映画「ファインディング・ニモ」で人気を呼んだあの魚が岡山で人工繁殖され、沖縄の海に放たれました。

 石垣島の海に放たれたのは体長2センチに育った300匹の「カクレクマノミ」の稚魚です。

 カクレクマノミは映画「ファインディング・ニモ」の主人公となったことで人気が高まり、世界各地で乱獲が問題となっています。

 放流されたカクレクマノミは岡山理科大学専門学校が水槽で人工繁殖したもので、養殖のカクレクマノミが自然に帰されるのは世界で初めてだということです。(04日10:58)

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瀬能さんからのメール
(ブログに転載する旨断ってあります)

新村さま、みなさま

> 懸念されていた「放流」が実行されました。

●情報ありがとうございました。乱獲の次は遺伝子頻度のかく乱ですか。同じ産地の個体を増やして元の場所に放流することでも遺伝的な問題などがあることをわかっててやっているのか、あるいは何も知らないで善行が商売にもなると考えてやっているのか、どちらなんでしょうね?

●今回の場合、事業主体が個人経営者(学校法人??)でしょうから、アオギス問題の時のような対応はやりにくいですね。パブコメを求めるわけでもなく、法的に問題がなければなんでもありですからね。
各個人が問題点を指摘してそれが同専門学校のイメージダウンにもつながることを指摘することは可能だと思います。

 神奈川県立生命の星・地球博物館
 瀬能 宏