
長良川で世界ボート選手権が開催されている。
ボクはボート競技自体には好感を持っていることはまず、断っておく。
学生時代、ヨット部に席を置いていたことがあって、下宿代を節約にヨット部の艇庫に住んでいたことがあった。すぐ隣に、ボート部の艇庫があって、同じ学部の友人が出来た。そんなこともあって、4人艇を漕がしてもらったり、一緒に砂浜を走って、青春のバカやローをしていた。
アジアで初めてという、国際ボート選手権の開催。それはめでたい。日本ではマイナースポーツだが、ボート競技は国際的なスポーツだ。特に、ヨーロッパでは競技人口も多いし、格式の高いスポーツ?と見なされているという。
しかし、その会場がなんで、長良川なんだよ。
漁師さん宅に行った。いまの季節は端境期で、漁はしていないと言う。しかしだ。
「 長良川の支流に全部オイルフェンスを張った。国交省が来て、ボート競技の間はご勘弁をと行ってきた。迷惑な話だ」
ゴミ流すなということだそうだ。漁師さんは支流にもエビ獲りの網を張ったりして移動することが普通なんだ。
そんなに水面を守る力があるならば、例えば、琵琶湖とかに国際コースを作って、とんでもないスピードで走り回る、バスボートやらジェットボートやらの規制が出来ないのかね。
このボート競技はトヨタがメインのスポンサーだ。
国内でどの程度報道されているかは分からないが、国際的には大きな扱いとなっている筈だ。万博と併せて、世界企業トヨタを特に、ヨーロッパにアピールする事には一役買っているに違いない。
たなびく国旗は51カ国。
まさか、サッカーのトヨタカップの後は、ボート競技を毎年開催なんてことは無いだろうなぁ。
それも、開催時期をアユ、サツキマスの遡上期に変えて。
ニイムラ
追記。
琵琶湖で水面利用に関するシンポジウムが開催されるそうです。
以下転載。
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みなさま
ついに、環境省が日本の非常識から世界の常識に踏み出しました。
支笏湖、本栖湖 水上バイク禁止へ公園計画パブコメ
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6303
次は、河川法(自由使用)ほかの国交省です。
9.11水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会 案内です。
禁止に持ち込んだ支笏湖、本栖湖からも参加されます。
びわ湖自然環境ネットワーク 井上
以下 転送歓迎
水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会
水辺の環境とレジャー規制を考える
~琵琶湖ルールの功罪、賢明な利用にはなにが必要か?~
水上バイクやバスつりなど一部レジャーに伴う水辺の環境被害を食い止めるため、
全国に先駆けて琵琶湖ルール(琵琶湖レジャー利用適正化条例)が施行し3年目の
夏を迎えますが一部の地域で不適切なレジャー利用者が減少することもありましたが、
取り締まり体制の不備のためほとんど地域では実効性が乏しい状況にあります。
水上バイク禁止の方針を決めた本栖湖や支笏湖など各地での取り組みや被害状況の
情報交換を行い、琵琶湖ルールのその実効性について検証したうえで、全国の水辺を
対象とする国レベルでの法規制の必要性について検討するとともに、賢明な利用あり方
について考えます。
日時:2005年 9月11日(日)
11:00-12:00 現場を見る(大津市柳が崎、航行規制水域ほか)
13:30-17:00 連絡会シンポジウム
場所:AM琵琶湖柳が崎+PM滋賀県立スポーツ会館(TEL077-522-0301JR西大津駅5分)
http://www1.biwakosportsnow.or.jp/spokan/access.htm
内容:
第1部 ”現場を見る” (11:00-12:00)
集合:大津市柳が崎 びわ湖大津館 前(TEL/077-511-4180JR西大津駅15分)11:00
http://www.biwako-otsukan.com/2004/access/index.html
(内容)水上バイク、バスつりの現状を現場 柳が崎 で見る
第2部 連絡会 (勉強会:情報交換、意見交換)
①水辺利用の適正化への各地の取り組み (13:30-14:30)
本栖湖 水上安全指導員 渡辺浩司さん、
支笏湖 北海道大学大学院農学研究科 愛甲哲也さん
長良川、須磨、明石、福井、淀川
(内容)地域の利用適正化にむけた地域協議会等の状況、行政の動き
琵琶湖ルール施行後の変化(近隣府県への被害移動状況)
②検証報告「施行後3年を経たレジャー利用適正化条例の功罪」(14:40-15:00)
びわ湖自然環境ネットワーク 井上哲也
(内容)琵琶湖の現状と実効性に欠ける琵琶湖ルールの検証と条例改正のポイント
③賢明な水辺利用への意見交換 (15:00-17:00)
コーディネーター: 寺川庄蔵 (滋賀県レジャー適正化審議会委員、FLB代表)
参加者:各地からの参加者、行政(滋賀県レジャー対策室長他)、自然保護団体
滋賀県レジャー対策室・環境省環境対策調査官事務所・国土交通省淀川河川事務所
参加呼びかけ先
県内被害地域関係者 (近江舞子南小松地域協議会ほか)ほか
自然保護団体関係、議員関係
主催:水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会
(事務局: FLBびわ湖自然環境ネットワーク)
参加申込: びわ湖自然環境ネットワーク事務局長 井上哲也
TEL: 090-3820-8888 E-Mail:
ttmm@mx.biwa.ne.jp
参加費:500円 (資料、会場費)
びわ湖自然環境ネットワークホームページ:http://www.geocities.jp/flbiwa/
市民がつくる琵琶湖を守るためのレジャー規制条例案
http://www.biwa.ne.jp/~t-shozo/biwako.htm
テーマ・キーワード:
水辺の環境、水域の安全、レジャーと規制、自由使用、義務、責任、水上バイク
レジャー客による騒音、悪臭、車両侵入、植生破壊、プレジャーボート、
水質・底質汚染、バーベキュー、ゴミ糞尿問題、レジャー関係者の不法占用、
外来魚、プラスチック製釣具 、現行法律、条令、
協働体制、企業・業界、行政、環境団体、市民、利用者
参考
2004年水辺の環境とレジャーを考える全国連絡会記事 山梨日日新聞:040606
水域環境保全全国連絡会が発足 本栖でシンポ レジャー規制検討も
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=2139
各地の動き
●支笏湖 北海道新聞050803
「支笏湖、プレジャーボートを全面禁止 釣り舟は許可制 来春から」
「支笏湖の水上オートバイ、来年度から規制へ」 千歳民報050728
http://www.tomamin.co.jp/2005/cp050728.htm
●本栖湖 山梨日日新聞:050323
「本栖湖の「水上バイク規制」で集約 水質汚染の被害深刻 地元協、県に意見書提出へ
」
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=3443
●琵琶湖
水上バイクの航行規制水域設定など 志賀 地域住民ら独自対策 京都新聞050808
県が適正化審に諮問レジャー条例見直し含め 中日新聞050804
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20050804/lcl_____sga_____000.shtml
「訴えは不適法」県側却下求める マリーナ撤去訴訟 大津地裁
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005082300076&genre=D1&area=S00
特に今年は死亡事故(福岡県宗像市、宮崎市、平塚市、静岡)が多いようです。
大阪の海岸では遊泳者が殺されています。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20050723STXKG055723072005.html