
奄美のmasaさんにお願い。
嘉徳川に行くことがあったら、嘉徳川の河口の写真を撮っておいていただけませんか。
奄美カンポンライフ 嘉徳デビュー
この写真は、2004年7月、嘉徳川の河口が湾の西側を流れているところです。
この場所に河口があると問題はないのですが、嘉徳川は流量の少ない川で、よく河口が砂で埋まってしまって、大きなラグーン(潟湖)が出来ています。
たいていの場合、東の方に流れが変わって、大きく回り込んで海に流れるのですが、これが、冬に起きると少し困るのです。
リュウキュウアユの産卵時期は12月から2月くらいですが、大きな河口閉塞があると、嘉徳橋付近まで影響して水位が上がり、産卵場所が出来なくなります。それに、孵化した仔アユも、ラグーンに阻まれて海に下れません。
ボク達が行ったときは、河口を開削して、流路をこの写真のように、西側に戻しているのですが、その他の季節は河口がどうなっているのか、調べてみたいと思っています。
沖合に台風が接近してうねりが入ると、砂が溜まって、河口が閉塞する。台風の雨が多ければ、流れて河口が西側に行く、そんな事を繰り返しているのかと思いますが、雨が降らなくても、潮位が高いときに、ラグーンがなくなるみたい。?。
河口が閉塞するから河口に導流堤を建設するというようなことは、ないとは思うのですが、奄美最後の自然な河口がどんな状態で推移しているのか、知っておきたいと思っています。
そんなわけで、嘉徳に行くことがあったら、河口の写真を撮っておいてください。
ニイムラ