長良川河口堰の運用10年で初の説明会だという。驚いた。

 ボク自身、7年ほどの組合員だが、今回が漁民に対する初めての説明会だという。
通常の記者発表などと違って、和田元副学長は、かなり本音の部分を話したと思う。
そこで、改めて、確認したことがある。

 元副学長は、長良川河口堰ができたら、
もう、自然に対して手の施しようが無いと言うことを、よく理解していた。

そこで、アユの放流事業を指導し、魚道を整備した。
 魚道については当初、あまり自信が無かったものらしく、元副学長の予測より多かったとみえて、過去に、100点満点と自己採点して、関係者すら慌てたことがあった。

 最初に、あきらめがあったから、事態が進行しても、対策を検討するという考えが無かったのか。
初めて、彼の本音を聞いた思いがした。

 救われないなあ。

 しかし、絶望とあきらめからは、何も生まれない。
 長良川について、もうすこし、もがいてみようと思う。

 水資源機構の関係者が、ボクを見ていった。
新村さん、組合員なんです ね。

そう、あきらめの悪い、組合員です。

ニイムラ


今日の各紙の紙面を、無断で転載した。各紙氏請大赦
同じ紙面にエイズ事件の元副学長の記事があった。あちらは、亡くなったんだなぁ。
中日新聞 社会面


朝日新聞 中部版


毎日新聞 岐阜版



岐阜新聞 社会面