知床の世界遺産に関連してのIUCNの担当者が言ったこと。
知床世界遺産 よみうりオンライン
一部転載
カウエット氏は、民間研究機関「ワイルド・サーモン・センター」(米国・ポートランド)に勤務。日本留学の経験があり、日本の河川事情にも詳しい。
この日、カウエット氏は斜里町の岩尾別川支流で、治山ダムに設置されている魚道を丹念に視察。「残念ながら、全く魚道としての役割を果たしていない。その上、ダムの影響で大きな土砂のみが下流に供給され、ダムが産卵環境そのものも破壊している」と厳しく指摘した。
カウエット氏は評価書で、サケ科の種類やダムとの関係を明らかにし、ダムへの魚道の設置やダム撤去など「サケ科管理計画」の策定を求めた。
この点については「評価書は基のリポートを省略しているので、わかりにくい点がある」とした上で、「どの河川にどんな種が遡上(そじょう)し、産卵するのか。ダムと河川、魚類がどんな関係にあるのか。現状について、不明な点が多すぎるのが、致命的な問題」として、徹底した調査を継続的に行うよう求めたという。
ホントにまともな意見で、うれしいやら、哀しいやら。
基のレポートを省略…というのが、実はみそで、行政の担当者は自分が分からないから、大切な部分を捨ててしまう。
ニイムラ
Salmoの情報館、ブックマークに加えました。
ちなみに、サツキマスもSalmo属とする説もあります。
知床世界遺産 よみうりオンライン
一部転載
カウエット氏は、民間研究機関「ワイルド・サーモン・センター」(米国・ポートランド)に勤務。日本留学の経験があり、日本の河川事情にも詳しい。
この日、カウエット氏は斜里町の岩尾別川支流で、治山ダムに設置されている魚道を丹念に視察。「残念ながら、全く魚道としての役割を果たしていない。その上、ダムの影響で大きな土砂のみが下流に供給され、ダムが産卵環境そのものも破壊している」と厳しく指摘した。
カウエット氏は評価書で、サケ科の種類やダムとの関係を明らかにし、ダムへの魚道の設置やダム撤去など「サケ科管理計画」の策定を求めた。
この点については「評価書は基のリポートを省略しているので、わかりにくい点がある」とした上で、「どの河川にどんな種が遡上(そじょう)し、産卵するのか。ダムと河川、魚類がどんな関係にあるのか。現状について、不明な点が多すぎるのが、致命的な問題」として、徹底した調査を継続的に行うよう求めたという。
ホントにまともな意見で、うれしいやら、哀しいやら。
基のレポートを省略…というのが、実はみそで、行政の担当者は自分が分からないから、大切な部分を捨ててしまう。
ニイムラ
Salmoの情報館、ブックマークに加えました。
ちなみに、サツキマスもSalmo属とする説もあります。