天気の良い土曜日。
 サツキマス釣り人が多い。ボクの家の前には5人。彼らはボクが30kmあまり下流の羽島までサツキマスの大きさを測りに出かけているとは思わないだろう。
漁師さんのところまで、長良川の右岸を堤防沿いに走っていくが、今年は、休みともなると20~30人が竿を振っている。

 今日は、久しぶりに、5尾のサツキマスが揚がった。
姿も、小振りながら、太っている。シリビレの色も黒ずんでいない。
 すこしだけ、ほっとしている。
でも、夜遅くまで漁をして、5尾だけ。一晩で最高98尾のビッグランに居合わせたことのあるだけに、なんというべきか…。

 計測と計量をして、料亭に運ぶことになった。
「これ新村さんのお駄賃!」といって、料亭に出荷しないこぶり(写真上段)のサツキマスを頂いた。

 今年の惨状を思うと、とても頂けるさかなではない。多分漁師さん一家でもまだ食べていないだろう。
 でも、ボクは、頂くことにした。(ありがとうございます。今日はモリノの誕生日なんです。)
不思議なことなのだけど。毎年、5月14日には、小振りのサツキマスが獲れていて、そのマスを頂いて帰っていた。

 漁師さん直伝のサツキマスの炊き込みご飯をつくることにした。

 にいむら