佐渡島で新潟大学が行っているコルゲートパイプを使用した魚道です。
魚道の勾配は10%、昨年の実験では、ドジョウの遡上がみられたということです。
写真説明
1.水田の斜面にパイプを埋設してある。両手を挙げている人物のところに、魚道の出口(上流側)がある。
2.魚道の入り口部分、この部分を浮かせておかないと、遡上しないという。ナマズの学校、三塚牧夫さんから聞いた。
 三塚さんは宮城県のご自身の水田でパイプを設置しているそうだが、ブラックバスなども、魚道を登るということだ。この魚道の見所は、1.値段が安い(1m辺り、600円くらい)2.設置が簡単で、現状の水田に後からつけることが簡単に出来る。という点にあると思う。
 このような、等身大の工夫を大切にしたい思う。

(20050411撮影)