オススメ『自治体職員のための災害救援法務ハンドブック』 | 新見の弁護士☆ブログ

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弁護士大山知康のブログです。平成24年10月1日に「弁護士法人ゆずりは」を開設し,新見市の事務所の名称を「ゆずりは新見法律事務所」としました。また,同年11月1日に「ゆずりは美作法律事務所」を設立しました。両事務所とも市内唯一の法律事務所です。

西日本豪雨の際にも岡山に来てご支援いただいた岡本正弁護士と中村健人弁護士の書かれた『自治体職員のための災害救援法務ハンドブック』(第一法規)を読みました。
副題のとおり「備え、初動、応急から復旧、復興まで」の制度が、根拠となる法令や通知から説明されており、法令の根拠を確認しながら学べばより深く制度を理解できます。また、無駄のない文章なので、災害救援制度を短時間で網羅的に把握することもできます。
読んでみて、災害対策は、自治体で無関係の部署がないくらい様々な部署が対応することが分かりました。
ですので、全ての行政職員さんに読んで頂きたいです。
また、ボランティアセンターや支え合いセンターを運営する社会福祉協議会の職員さんも、災害救援制度を把握しておかないと、被災された方の支援もできないので是非読んでいただきたいです。
被災者支援を行う法律家も根拠条文を見ずに制度説明をすることがないよう本書を片手に支援制度を学ぶ必要があると思いました。
大きな災害が起こると売り切れとなる可能性が高いので、お早めにお手元に置かれることをお勧めします。

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