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私たちの生活に密接につながっているのにも関わらず

いろいろと小難しくて

よくわからない

『税金』

 

いつも普通に生活しているだけでも

関わっている税金ですが

 

経営をする上では絶対避けては通れないのも

税金!

 

避けて通ってしまうと痛い目を見るのも

税金です

 

知らないと「損」をする税金ですけど

損するだけで済めばいいけど・・・

経営しているのであれば

損では済まない、怖〜い場合もあるんですよ?!

 

 

大きなリスクを避けるためにも

損をしないようにするにも

税金について知っておくのは

経営する上での大きな武器になりますね

 

 

そんな経営する上での大きなリスクともなりかねない

減価償却の罠については

竹花貴驥さんのこちらの動画で勉強しました。↓




 

 

  減価償却って?

 

税金を算出するのに大きく関わるのが

「経費」

です。

 

 

前回の記事でも税金で「損」をしないために

「経費を増やそう!」

と経費と税金の関係を学びました。

 

 

でもね、ここですっごい注意があるんです。

経費を増やすのは良いんですが、

それ、ちゃんと経費になる?

 

あくまでも増やすのはその年の経費です。

経費にならないとかなりヤバいですっ。

 

 

 

それが『減価償却』です

 

 

まず、減価償却について

=====================================

事業者が取得する建物や機械、器具、備品、車両などの資産で、

時間の経過によってその価値が減っていく資産を「減価償却資産」といいます。

減価償却資産のうち一定額以上のものは、取得した年に全額を必要経費として

計上するのではなく、原則としてその資産の使用可能期間(定められた期間)の

全期間にわたり分割して必要経費として計上していくものです。

=====================================

 

つまり、大きな金額のものは、その金額が全額その年の経費にはならない

ということです。

 

ここが注意すべきところ!

 

 

 

例を見ながらどういうこと?

なのか知っていきます。

 

これを知らないと、倒産の危機になる場合もある

経営者にとってかなり重要ポイントです。

 

 

 

 

 

 

  儲けが出たから車を買いたい!

 

事業をしていて利益が多く出てきたら

余裕も出てきますよね。

 

そうしたら会社で車も買いたいと思うこともあるでしょう。

 

移動するにも荷物を運ぶにも

車があると便利ですしね。

会社で車を買うこと、必要かと思います。

 

 

利益も十分にあるし、節税対策にもなるし

経費として買ってしまおう!

 

と思って減価償却のことを知らずに、

または忘れて買ってしまうと

後々大変なことになってしまう場合があります。

もしかしたら車1つの購入で倒産の危機?!にも?!

 

 

 

例えば・・・

 

<売上(利益)> 500万円 (純利益250万円・税金250万円)

だったとしましょう。

この状態で300万円の車を購入したとします。


500万円の利益の中から300万円の車を一括で購入すると

経費が300万円なので利益500万円から経費(車)300万円を引くと

利益の残りは200万円

 

この200万円に税金がかかるとして

利益100万円+税金100万円

 

税金は100万円で済み、利益も100万円残ります。

となりそうなものですが・・・

 

 

ここで登場!

減価償却!

 

忘れていませんか?減価償却のこと。

 

 

 

車両は減価償却の対象です。

つまり一括で購入した300万円の車は

300万円そのままその年の経費として計上できないんです。

 

 

 

新車の普通自動車の耐用年数は6年

(これは決まっています)

※ちなみに軽自動車は4年

 

6年かけて購入した金額、費用を均等に分割して

経費として計上していくのです。



 

 

今回購入した車は300万円としているので

6年で均等に分割すると

毎年、毎年、月50万円の経費

 

つまり経費に計上するのは1年に50万円となるのです

 

 

おおっと!

300万円を経費にしようとしていたのに

実際は50万円しか経費計上ができない

 

そうすると税金の計算も変わってきますよね。

経費の金額が変わるんですから当然です。

300万円の経費が50万円・・・。

金額にかなりの差が出てしまいました。

 

計算してみましょう

 

 

 

500万円の利益

50万円の経費

→課税対象の利益450万円

 →税金約200万円

 

 

最初の計算よりも税金が100万円も増えてしまいました!

 

でもね、注意するべきところはそこだけじゃないんです。

だってね、車買っちゃいましたよね。300万円で。

ということは、利益500万円から車代300万円とその他経費100万円を引くと

残りは100万円

 

使えるお金は100万円しか残っていません。

購入した車は資産としてみなされてますしね。

 

課税対象金額は400万円

そこに税金が200万円・・・

 

足りません?!?!

マネーショートです。

 

これが黒字倒産です。

計上では黒字なのに、

実際は倒産?!

 

 

 

いくら稼げていても、税金を減価償却を知らないと

マネーショートに陥ってしまうんです。

 

 

節税のために経費を増やそうとしても

減価償却をちゃんと知っておかないと

取り返しのつかないことになりかねません。

 

 

減価償却を考慮した節税

をしないと倒産の危機になってしまいますよ!

 

 

※例として出している数字はわかりやすく簡略化した数字です。

 実際の経営にはもっといろいろな数字が関係してきます。

 理解するための例として、実際にはご自身の事業状況などと照らし合わせて

 判断してくださいね。

 

 

 

 

 

  減価償却を考えて、どう購入する?

減価償却の罠にはまらないように、

かつ節税するにはどうしたら良いんだろう?

黒字倒産が怖いから車も買えない・・・

 

 

事業で買い物をするときは減価償却を忘れちゃダメですね。

それを踏まえて、お買い物するときは・・・

 

中古品で買う

 

これも一つの方法だと思います。

 

 

 

先ほどの、車を300万円で購入する

という前提で見ていくと

 

 

車を購入する際

3年落ちの中古の300万円の車

にしてみます。

 

 

 

普通自動車の減価償却の耐用年数は6年。

中古の車はすでに3年経っているので

購入してからの減価償却期間は残り3年。

 

減価償却として経費計上するのは3年に分割して計上です。

 

300万円を3年で分割すると

100万円ずつ計上することになります。

 

新車で300万円の車を購入した時より

経費に計上できる金額が50万円増えました!

 

 

こんなカラクリがあるんです。

 

いや、カラクリでもなんでもないんだけど。

知らないと対応できないことじゃないんですか?

 

 

車の経費が100万円計上できれば

課税対象額も下がるので

おのずと税金の金額だって下がります。

 

 

大きな買い物をするときは絶対に忘れてはいけない

減価償却

 

大きな買い物以外でも減価償却を制すると

税金の節約、つまり節税だってできるんですから。

 

小さな金額でもコツコツと積み重ねると

それは大きな金額となります。

 

経営にはこういった小さな大事な積み重ねが

あちこちに転がっています。

 

気づかず見過ごしがちなことが多いので

しっかり学んで見過ごさないように

節税していきたいと、

今回の学びからは強く思いました!

 

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