ビクビクしながら迎えた掻爬手術当日です。
4回目の流産にして掻爬ははじめて。
家族に迎えの段取りを組んでもらい、
クリニックの指示どおり前日22時からは絶飲食。お天気にも恵まれ、さあいざ!と意気込んでいたのですが…
前日から続く大量出血と腹痛が消えない。
お腹は流産特有の激痛ではなく、ほぼ重い生理痛のレベルなのですが。これ大丈夫か?と思いながら、やっとこさクリニック到着。
8時半に来るよう言われていて、10分前には着きました。8時45分には診察室へ。
いつもの院長先生。
まずはオペ前のエコーです。
内診台にあがっても血がでるでる。
エコーを見た先生が一言。
「あーなるほど」
なるほど?何?え、なるほど?( ;∀;)
どうやら胎嚢が今にもでてきそうとのこと、
「このままピンセットでひっぱってみます」と。
ひぃぃぃーーーと心の中で悲鳴をあげましたが、先生におまかせするしかありません。
カチャカチャすること1〜2分。
「もう一度エコーあてますね〜」と言われ、写った画面にもう胎嚢はありませんでした。
先生からは「試しにやってみたらすぐでてきた」と。土壇場で自力ででてくれようとした赤ちゃん。本当に本当になんて母親想いなのかと診察室をでて涙があふれてきました。
あとはお薬をもらって終了。
でも帰れるかな…どうしよう。
悩んでいる暇はありませんでした。
出血がとまらない( ;∀;)
診察時にタンポンを入れてもらったにもかかわらず、どんどん血がでてくる!
夜用の大型ナプキンでも心配になるレベル。
とてもじゃないけど外に出られる状態ではないので看護師さんに相談したところ、安静室を用意してくれました。
まるでホテルのような個室!
さすがはらメディカルクリニック!
と調子に乗ったのがいけなかった。
さっさとトイレに行って横になればよかったのにと後悔先に立たず。
そのホテルのような個室で大出血したのです。
滝のような出血でタンポンが押し流され、大放出。下着もレギンスも血に染まっていくのをどうすることもできず。なす術なしです。
きれいな絨毯が汚れてはいけないと持参したタオルを足元にひくも間に合わず。
ああ〜〜絨毯が……ゴメンナサイ。。
大慌てで看護師さんを呼び、テキパキと処理してもらいました。下着はとりあえず使い捨ての紙パンツを使用。
このまま姉の迎えを待ち、着替えも持ってきてもらうことになったのです。
ここまで来院してから1時間半のできごと。
嵐のようでした。
夢を見ているようでした。
出血はまだまだ続いていますが、お腹の中はからっぽ。
そっかあーーとようやくしみじみ。
少し眠ります。