山岳会のみなさまへ
10月15~16日の岩登り講習会につきまして,要綱をお送りします。
このメールがファイル添付可能かどうかわかりませんので,ワード文書添付とともに,
以下にテキストを表示します。
以下の文で,一部文型が乱れるかもしれませんがご容赦ください。

新潟山岳会 令和 4年度岩登り講習会(研修会) 開催要項
新潟山岳会 技術委員会・遭難対策委員会

日  時   令和 4年10月15日(土)及び16日(日) 
10月15日(土)  10:00 ~ 15:00 → 宿泊準備
10月16日(日)   8:00 ~ 14:00

場  所   新発田市内の倉 杉滝岩

講習会実施の主旨
 アルパインクライミングを対象とし,安全なクライミングシステムの理解と技術の
習得を目標とする。この中には,一般登山道の危険個所の通過等も含み,クライミング
未経験者の体験も含むものとする。

研修内容
 参加者をA班, B班の二つのクラスに分け,実行する。
A班:対象:中~上級者 リード経験者及びリードを目指す方
B班:対象:初~中級者 初めての方, 基本知識・技術から学びたい方
(A・Bの区分は厳密ではなく感じでよい)

表1 実施内容概要
A班
目標:クライミングシステムの確認とリードクライミングの実践

実施内容は,選択的に実施する。
実施内容
1). リードクライミングの実践
2). 多様なルートのクライミング
3). セカンド確保。
4). 支点構築
5). 懸垂下降途中停止、仮固定・自己脱出など。
6). ロープ登り等

B班
目標:安全に登攀,下降ができるようにする。自己及びパートナーの確保技術。

実施内容
1). クライミングシステムの基礎知識
2). ビレイ技術の習得(リード及びフォロー確保)
3). 支点の作成
4). ロープワーク
5). トップロープでの登攀(セカンド登攀)
6). 懸垂下降
7). 危険個所の通過
8). リード体験

内容は、状況により変更することがある。

携 行 品
 登攀用具一式(ハーネス、クライミングシューズ、ヘルメット、下降器(エイト環
等)、確保器、ヌンチャクまたはカラビナ数枚、安全環付カラビナ、各種スリング、
確保用手袋など。持っている方はロープ。
 クライミング装備は持っていなくてもよい。
(必要装備についてわからない事がありましたら、お問い合わせ下さい。)
その他,雨具、飲み物、食料等。

参加資格   特になし。新潟山岳会内での実施であり,未経験者歓迎。

前  泊   15日(土)夜から泊まられる方は、申し込み時に「前泊」とご記入す
る。
    (食事・飲み物・テント・シュラフ等は各自持参)

そ の 他   ・状況に応じて班編成は変更する。
       ・登攀用具は数人分の予備は携行する。

※参考
 クライミング用具を持っていない方の購入順序の例を以下に示した
 表2(クライミング機材を購入する場合の順序)
購入順序例
1,ヘルメット
 最近は一般登山でも使用する。
2,クライミングシューズ
 インドアクライミング,ボルダリングなどにも利用できる
3,ハーネス,スリング,カラビナ
 ハーネスは沢登りなどと兼用できる。
 スリング・カラビナは一般登山でも,使用可能。
 これらの購入順序に優劣はない。
4,確保器(下降器)等
 ほぼ,クライミングのみで使用
5,クライミングロープ
 クライミングをこれから続けたい人のみ購入する。
 インドアならシングル
 クラシックルートならダブルを優先。

 なお,この順序は個人的見解によるものであり,それぞれの事情により自己判断する
ことが望ましい。

 全体的実施案内は,村山さんからメールされていますので,それをご覧ください。
 今回は,会内部での行事ですので,全くの初心者の方も,遠慮なくご参加ください。
靴も,軽登山靴等で結構です。
 縁あって,山岳会に入会されたのですから,個人の登山では体験し難いことをやって
みるのも,いいのではないでしょうか。

 では,よろしくお願いします。

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新潟山岳会のみなさま
本日の岩登り講習研修会,無事終了いたしました。
参加していただきました皆様,ご協力をいただきました方々,大変ありがとうござい
ました。
また,来年もよろしくお願いします。