コロナが終わって初めての春合宿で参加者3名はちょっと寂しい

 

これが今の新潟山岳会

 

飯豊の藪に遊ばれた3日間でした

 

日程 令和5年5月5日~5月7日

メンバー yoshida minami  zaki(CL,記録)

 

5月5日(金)晴れ

 

8時45分 風倉トンネル手前から出発

 

奥胎内ダムまで3時間の歩き

 

 

法面崩壊現場

 

昨年の大雨が原因?工事はいつ終わり車が通られるようになるのだろうか

 

12:00奥胎内ダムへ

 

 

今回の山行で大失敗だったのがダムから登山道への登りでした

 

まず、雪を利用出来なかった点がひとつ

 

2つ目は選ぶルートがことごとく失敗

 

足場が悪い急坂で男2人は体力消耗

 

minamiはスイスイ登った

 

3つ目は、私zakiが脱水状態になったこと

 

登山道に上がれたのが14時を過ぎていた

 

登山道を歩き出して数分後、雪もありテントを張れる場所があった

 

この先のルートを見ても雪がありそうなところまで2時間以上か

 

疲れもあるので

 

あと、どのくらい歩くか見当がつかない

 

無理せずテントを張ることにした

 

初日は、『ルメールさんありがとう!・すき焼き』

 

翌朝はそれにきしめんを入れて食べた。

 

 

 

5月6日(土)曇りのち雨

 

初日の失敗を取り戻せるか、5時出発。どこまで行けるか、、、、、

 

池平峰までは明瞭な道

 

その後短い区間の残雪歩き

 

初日ここでテントを張れば2日目と3日目の行動が変わっていたかもしれない

 

滝沢峰付近まで使える残雪がなく藪漕ぎが続きなかなか前進しなかった

 

途中、空荷でクライムダウンし荷物をロープで降ろすこともあった

 

14時ごろ滝沢峰に到着

 

この先どう行動するか判断に困った

 

天気予報通り天気が悪くなっている

 

風も強まっている

 

この先の一ツ峰と二ツ峰方面もガスで視界がきかなくなりそう

 

滝沢峰頂上は風もしのげる

 

天気の悪い夜も快適に過ごせるはずと判断

 

テントを張ることにした

 

全員疲れており、19時前に消灯就寝となった

 

 

5月7日(日)雨ときどき曇り

 

翌日は3人それぞれ学校や仕事がある

 

大変な1日になりそう

 

ざっくりと予定

〔12:00門内岳、 16:00温身平(門内沢下降)、 18:00川入下山〕

 

4時45分出発

 

暖かい朝

 

一ツ峰までは順調

 

一ツ峰の登りは使えたであろう残雪が途中で大きく真二つに割れていた

 

下部からの藪漕ぎを選択

 

GPSを利用して道であろう場所からスタート

 

あとで確認したら登山道を右へ左へと何度も横切っていた

(『そんな道なんてなかったぞ!』zakiの心の叫び)

 

3分の2を登った辺りで道を発見

 

道を頼りに藪漕ぎをし、一ツ峰を通過

 

二ツ峰は残雪を上部まで使い藪漕ぎ少なく登頂(9時50分)

 

二ツ峰を無事に下る

 

その先の鞍部までは3人で意見を出し合いながらルートを探った

 

鞍部に到着すればあとは雪面を登るだけ

 

歩調がよく元気一杯yoshida君の負担重量を増やす

 

下界ではハンデ重賞『新潟大賞典』ここでもハンデ戦にすることにした

 

yoshida君は一ツ峰と二ツ峰に感動中

 

13時20分門内岳到着

 

小屋で温かいものを飲み、ヘッドライトの確認、yoshida君にアイゼン歩行の確認と説明

会長に門内岳の到着と沢で下ることを報告して下山開始(13時50分)

 

ザクザクの雪でキックステップがよく効く

 

急な斜面を一気に下り安全地帯へ

安全では無いか、、、、、

 

 

 

さらに下り安全地帯へ

 

 

 

 

 

安全では無い、、、、

 

 

門内沢を下るyoshida君は感動しまくりでした

 

自分も1年目の春合宿で千代吉沢の下りを経験し感動した

 

同じ気持ちであろう

 

石転ビ沢の出合を過ぎ、3人で協力し合いうまく登山道にのる

 

暗くなる直前に温身平に到着(18時30分)

 

全員ケガ無く下山できました

 

川入までの区間はヘッドライトを点けてテクテクと歩きました

 

飯豊山荘~倉手山登山口間は残雪多かったです

 

記録 zaki