今回で5回目を迎えた本ブログ。
タイトル決まらねぇえぇぇ
話すことと柴犬の絵の用意に全力を尽くした結果タイトルをすっかり考えていませんでしタァ。
なんかこう、平凡ながら一癖あり、シンプルかつ斬新なタイトルはないものかと。
理系の私にはその表現力はないということか。
やかましいわ。
こんにちは、中の人です。
本日はラクロスのルールについてあやふやな部分を説明したり、突っ込みたいところに私が突っ込んでいくという自己完結型ブログとなっております。
よくえれば毎回そんな感じもしますが。。
それではリクエストがあったこちらから!
①イリーガルプロシージャー(以下イリプロ)
Illegal procedure
ルールブック条文は以下。
「62.1 選手、あるいは交代選手による試合に適用されているルールや規定にそぐわないあらゆる行為をイリーガルプロシージャーという。以下にはイリーガルプロシージャーの例を挙げてみる。」
よく"その他のファウル"
なんて説明されます。
早い話が、
数あるファウルの中でどれにも当てはまらないけどこれは危ないし片方がズルしてるなぁ
と審判が判断したら適用ということです。
その他なんて言ってますがルールブックには意外と例がたくさん書いてあります。
・ペナルティを受けた選手の動き
・試合の遅延
・規定人数以上の出場
・フェイスオフについて細かいやつたくさん
試合をしていて、
"こんなの絶対起きないよ!!!!"
っていう確率の低いファウルの総称といった感じでしょうか?
あとはイリプロといえばフェイスオフ時。
※フェイスオフとはクォーター開け、得点後に行われるボールの奪い合いです。(バスケのジャンプボールみたいなやつ)
これは、
"フライングしとるやん!はいズルーーー!"
的な意味なんでしょう。
レベルの高い試合になるとイリプロはフェイスオフ時くらいしか聞きません。
もはやフェイスオフ用ファウルでもいい気がしたりしなかったり。
ところがレベルの低い審判が担当するとこのイリプロは良く聞きます。
私とかね。
だってとっさに反則名が出てこないもん。
広範囲を網羅するファウルが故に嘘は言ってないのですが本当のことも言ってないという。
一流の審判を目指すのならイリプロに頼った審判はしたくないものですね!
②オフサイド
サッカーで有名なこのルール、ラクロスでは全く異なります。
簡単に言うと
"お前ら、今プレーしていないハーフサイドに3人は残しとけよ、ゴーリーは除いてな!"
と言ったところです。
10対10のラクロスですがハーフコートでの6対6の攻防が基本です。(ゴーリー除く)
そのことから転じて
"プレイしているハーフコートに居ていい自軍の人間は6人まで(ゴーリーを除く)"
とも捉えるとこが出来ます。
同じ名前でルールが違うというのはなんか不思議な感じです。
③フェイラートゥーアドバンシングザボール
Failure to advance the ball
(日本語名はアドバンシングだけど文法的はこれ)
直訳すると
"ボールを進めることの失敗"
なんてなりますが、
詳しく言うと
"10秒以内にボールをDFからOFに渡しでね"
といったものです。
OF有利と言われるラクロス、その実"ボールを持っている人が有利"という意味で、時間稼ぎが容易なわけです。
勝っていたらそのまま逃げて試合終了
なんてことがありえます。
それを防ぐためのこのルール。面白いことに日本ラクロス特有のルールだったのですが今年からこれは廃止になりました。
どうなるんでしょうかね?
試合終盤などはフルコートでボールの奪い合いとなってより激しくなるのか。
ライド(相手のボール運びを邪魔する)の概念が無くなってDFからOFの移行が容易になるのか。
元々アメリカではこのルールはないのですが無くしたからと言って素直にアメリカのラクロスに近づくとも思えません。
今年の試合、個人的にはこのフェイラーが消えてどうなるのか大変気になりますねぇ。
④クロスチェック
2Q終了時もしくは各チームのHCによる申請で相手チームの使用しているクロスが規定に合っているかどうかを調べることが出来ます。
規定に合っていない(紐が長かったり、やたらと深かったり、ボールが落ちにくいようになっていたり)となればその選手は3分間出場停止となりチームは1人少ない状態で試合再開です。
ラクロスにおいて3分間のマンダウンとはそら絶望的なわけです。G目線だからかもですが笑。
さっきも述べたようにボール持ってる、すなわちOFが有利なラクロス、ただでさえ有利だというのにDFが1人減るとはこれいかに。
野球で言ったらノーアウト1,3塁から回が始まるようなもん。
そりゃ守備側は血眼で攻撃側はウハウハなわけです。
ドラマ性が生まれるといった面では必要なのかもしれませんが、
するなら試合前にベンチにある全てのクロスをチェックして試合を始めろよって話です。
で、イリーガルならその試合使用禁止とか。
時間はアホみたいにかかりますが全てチェックする方が公平性は高いでしょう。
まあ審判をした身としては全てチェックすることがどれだけ大変なのかはわかります。
それでも予め規定の長さの定規や紐を用意しておけばできるのでは?と思ったり。
こちらもアメリカではクロスチェックがないなんて話を聞いたのですが本当かどうかはわかりません。
1人だとどうしても運やくじ引き感があるんですよねぇ。
いかがでしたでしょうか?
まだまだルールはたくさんあるんですけどね笑
今年のようにルールが改訂を繰り返しているスポーツというのも今時珍しいでしょう。
まだまだマイナーなんだろうなと感じる一方で、変化しているこの発展期に当事者としてラクロスに関われることは貴重だなと思ったりもします。
変化には進化だけじゃなく退化もあるなんて言いますが、
ルールもといこういった外からの変化によってさらにラクロス界が進化して行くことを願っております。
観戦者としてもある程度ルールをわかっていた方が楽しめることは間違いないでしょう!
他にも気になるルールや解説して欲しいルールがあれば是非!
それでは、バイバイ✋🏻✋🏻✋🏻
★ぼやき★
とある友人に勧められた、桜蘭高校ホスト部という漫画。
まあ面白い笑
少女漫画って、こんなのをイメージしていた中の人。
おいおいおいと、
頭に芋けんぴという組み合わせを思いつくその頭を他に活かせなかったんかと。
対して先の漫画は恋愛、ギャグ、家族愛、
全ておもろい、感動する。
最終巻のひとつ手前、このシーンでじーんときました(22歳運動部理系学生)
何事も読まず嫌い、やらず嫌いはもったいないということで、
ラクロスも、見ない知らないうちからただのカレッジスポーツなんでしょと思って欲しくない、まずはきっかけをもってもらおう!
との思いでこのブログを始めた中の人でありました。
てか、
サムライ行きたかったぁぁぁぁぁぁあああぁぁああぁぁあぁあぁああぁぁぁぁぁ