毎日の英文法 頭の中に「英語のパターンをつくる」
James M. Vardaman
あらすじ
英語を使おうとするとき、つまり英語を自ら発信しようとするときに役立つのは、
「ルール知識(英文法の知識)」ではありません。
何度もトレーニングを繰り返して、体に覚え込ませた英語の基本センテンス、
つまり「英語のパターン」なのです。
それは、考えなくとも自然と口をついて出てくるほどに自分のものとなった
「英語のパターン」です。
(本文・本書の効用より)
グッときたポイント
「毎日の英文法」というタイトルの本ではありますが、
本文の中には、
「本書の目的は、英語を使えるようになることです。(中略)
本書はそのためのアウトプット・トレーニング専用の英文法テキストになっています」
「間違いのない文法で話せることが理想ですが、はじめから完璧を目指すのは無理ですし、
その必要もありません。」
それよりも
「自分の言いたいこと」を持ち、その内容をいかに伝えるか。そこに重きをおくべきです。」
とおっしゃられています。
自分の言いたいことをいかに伝えるか、どの語彙を用いて発話するか
豊かなコミュニケーションにつながることを情熱を持って教えてくれる本です。
こんな人におすすめ
対話のための英文法を身に付けたい方。
毎日のルーティンに取り入れて、英語を音読してみようと思っている方。