新潟日報コラム「甘口辛口」の連載は昨日でおしまい。
2週間と2日に渡り私の超長文をお読みくださりありがとうございました😂
まだまだ書ききれないお話はあるのですが
また別の機会に、ちょびちょび書いていこうと思います。
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高校生の時に、とあるスポーツ用品店の登山部門でアルバイトをしました。
パタゴニアやノースフェイスといったアウトドアブランドのウェア、グッズ、キャンプ用品をばんばん販売していました。
私?アウトドア?
ぜーんぜん。
それまで山どころかジーンズさえ持っていませんでした🏕
アルバイトの初日も
スカートを履いて意気揚々と出勤。
注)確か水玉模様のピンクのスカート^^;
お店の先輩 Fさんに、
あなた、
今日からどこで働くのかわかってる?
そう言われた記憶が鮮明に脳裏に残っています。
言った方も言われた方も、
お互いに衝撃的でした。
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高校の帰り道に短時間のバイトに入ることもありましたが、週末が本番!
朝、倉庫から荷物が届く時間からシフトに入り、閉店後のレジ締め&掃除の時間までめいいっぱい働きました。
あの頃は「ブラック」という概念はなく
むしろお金が必要だった私にはとてもありがたい職場でした。
何よりも働くことが本当に楽しかった!
高校生バイトは当時は私だけ。
随分トンチンカンな行動や言動をとっていたはずですが
アウトドア好きの面白い先輩や
毎日何も買わないのにやってくるお客さんたちは、漫画の登場人物のように個性的で
面白い生き方をしている人たち😁
私にも良くしてくださいました。
夏はキャンプにクライミング、
冬はテレマークやクロスカントリー🎿
どんどんアウトドアに目覚めていきました。
高校に行っている場合じゃない!
と、当時は真剣に思っていたくらい。
稼ぎに稼いだ私は サーフィン 爆 笑 最初のバイト代で一眼レフを手に入れ、写真を撮り始めました。
その後、母に隠れて中型二輪免許を取り
高校卒業と同時にオフロードバイクを購入。
知り合いの車庫に隠していたものの、
その後見つかって激怒され、しばらく口をきいてもらえなかったことも😭
すっかり環境に染められた後に
高校もバイトも無事卒業。
もちろんアメリカ留学をする際は、
大きくて頑丈なザックをお店で購入しました。
今振り返ってみると、
この時代にさまざまな出会いや出来事がなかったら、私は南米の「パタゴニア」に行こうとは思わなかった。それは確実に。
山に連れて行ってもらった記憶がなければ、一人で往復8時間の山道を歩き出す勇気も出なかったと思います。
そして今、私はこうして「書く冒険」をさせてもらいました。
わざわざ南米まで行かなくても
毎日が本当にAdventure!
お読みいただき、本当にありがとうございました。