Hello Everyone! 

 

今日は私が英語に目覚めた?

勉強してみようかなと 

思ったきっかけについて

書いてみようと思います。

(長文になります)

 

 

中学3年生の夏まで

教科としての英語は大嫌い!でした

 

英語の授業は体育の先生が担当

英語の免許も持っていらしたと思いますが

得意&好きだったのは

明らかに

体育だったと思います😆

 

体育の授業中は

とても朗らかで楽しそうなのに

英語の授業では

生徒と顔を合わせようとしませんでしたびっくり

 

授業は

教科書の輪読や問題集の答え合わせが中心

それはそれは退屈で苦痛😢

なぜ英語を学ぶ必要があるのか

さっぱり分からないよー悲しい状態。

 

英語の成績がひどすぎて 

高校に行けないかも?

 

中学3年の春、担任教師から


お宅の娘さん

英語の成績がひどすぎて高校に行けないかも?


と母に電話がかかってきました

母は慌てふためき

当時高校の英語教師をしていた

近所のAさんに助けを求めました

 

Aさんは国際基督教大学で英語を学び

外国人の友人が常に遊びに来るような方

狭い田舎町ではかなり異色の存在でした

 

夏休みを全て使って

Aさんの家で英語の特訓を受けてこい!

そう言われて送り出されたものの

私の心はどんより☁️

 

初めて伺った

Aさん宅の本棚には

洋書がずらりと並んでいました

大きなグランドピアノ

その横には心地よさそうなソファ

お庭には、さまざまな植物がたくさんあんぐり🪴

 

住む世界が違う・・・


そんなことを思った記憶があります

 

授業後は

翌日までにやっておくべき

宿題がてんこ盛り

 

「興味を持てないと全く手も頭も動かない」

言うことだけは一丁前な私


どんよりとした顔で

宿題もろくにせず通っていたと思います

 

Aさんは少々というより

かなり呆れていました


怒っているような時もありました

今思うと申し訳なくなります😭

 

やる気のない人間に

なぜ私が?


そう思っていたかもしれません

当然です


彼女自身も

3人の育ち盛りの子供を持つ母親でしたし

新潟の学校だけでなく

英語教育に力を入れていた山形の学校にも

講師として通っていたと後で聞きました


夏休みは

彼女にとっても貴重な休息の時間だったはず

 

重苦しくてピリピリとした空気の中で

勉強をする時間はとても長く感じられ

彼女の家に行く時間になると

お腹はキリキリ痛みました

 

それはどんどんひどくなり 

ある日の授業中

私は痛みで倒れこんでしまいました


Aさんに促されソファに横たわると

彼女は白湯を持ってきてくれ

私の隣に腰掛けました


そして突然、私のお腹に手を当てたのです✋

 😳

驚く私に


「手当って知ってる?

お腹が痛い時に無意識に手をあてるでしょ。

手を当てて触れることで体の痛みを楽にするんだよ(諸説あるようですが)」

 

彼女はそう言いながら

優しくお腹をさすってくれ

勉強以外の話をし始めました



いつもとは違う

彼女のやわらかな声を聞いているうちに

痛みや不安が少しずつ和らぎ

お腹の痛みも消えていきました

 

その後も、宿題の量は変わらず👹

淡々と勉強は続いていきましたが

通うことは嫌ではなくなりました

 

先生自身も 

以前よりもリラックスしたようすで 

迎えてくれるようになりました


彼女の教え方には無駄がなく

常に適切だったと思います

 

夏休みが終わる頃には

中学3年分の基礎的な単語力と文法が身につき


秋に受けた英語のテストで

私は平均点以上の点数を取り

周りの人たちを驚かせました

(それまでは地を這うような点数でした)


しかし

誰よりも驚いたのは私自身でした。

 

そこから自信が付いたのか

英語だけでなく 他の授業にも

主体的に取り組めるようになりました

 

私にとって英語と向き合うタイミングは  

今思えばその時🌟

 

・・・

 

こと葉・や の英語レッスンでは

皆さんの英語と向き合うタイミング

その人らしい英語の楽しみ方を

一緒に探していきたいと思っています

 

・・・

 

今日3月24日は  

先日旅立った母の76回目のお誕生日


花や植物が大好きだった母

思い出しながら愛でていますコスモス