2007年の3月、1年半の南米留学から帰国したわたしは、

英会話教室を始めるための場所を探し始めました。

 

(*南米時代のお話は書き出すと長くなってしまうので 絶望 おいおい書きます台風

 

うってつけの場所がすぐに見つかりました。

 

かつては「〇〇銀座」と呼ばれていた商店街にある、小さな雑居ビルの2階。

長く空室になっていたらしいその物件の大きな窓からは、通りを歩く人たちを眺めることができます。

秋祭りの季節にはお神輿も練り歩きます。

 

ここでなら、大きな机と座り心地の良い椅子、くつろげるソファ、そして本棚があれば、

すぐに教室は始められる。

そう直感しました。 

 

次に南米から帰国をしたことをお知らせするとともに、

新しく語学教室を始めたいと考えていることを伝えるはがきを、

友人知人約100名に宛てて投函しました。

 

すぐに皆さんから反応がありました。

 

ほとんどの人たちには、私がお気楽に起業しようとしていると見えたらしくスター

わたしの行動をものすごく心配してくれました。

 

本当に大丈夫なの?今のご時世、会社員してた方がいいんじゃない

まずはまた就職をしてみて、ゆっくり考えてみたら?

悪いことは言わないから、やめた方がいい、という人もいました。

 

さらには、

 

 個人事業主として開業した人の6割が3年以内、約9割が10年以内に廃業する。

 

と具体的な数字を上げて説得しようとする人もいました。

 

 

予想以上に皆に心配され、

反対されることに(むうううう。どうして???!)と思ったことも確かです。

こんなにみんなが「やめておけ」と言うのであれば

 

むしろ、よーし、最低10年は続けてやろうじゃないか!と、かえって決意が固まったのでした炎

 

 

そして最後に、身近な大先輩の意見を聞いてみました。

 

それは、個人事業主として飲食店をひとりで20年以上続けてきたわたしの母です。

 

 

 

 彼女はあっさりと

 

面白そうだからやってみたら!風船

 

 

そしてわたしは2007年5月に店舗契約をし、約一ヶ月の改装工事を経て、同年6月から 

 

英会話とスペイン語会話の教室「こと葉・や」をオープンしました。 

 

 

 

無理かもしれない。

 

難しいことかもしれない。

 

 

会社員の方が楽に稼げるかもしれない。

 

 

でも、挑戦してみたかったのです。

 

やってみた上で、何かを掴んでまた次の扉を開けたい。

 

そんな気持ちで生業を起こしてみたのでした 流れ星

 

 

 

 

 

 

開業した当初に作ったチラシ。

一番最初の生徒さんは、チラシを見て入会してくださいました。

 ポスティングをしながらあちこち歩き回ったことも今は良い思い出です ランニングランニングランニングハート