2018/10/28 | 風の吹くまま気の向くまま

風の吹くまま気の向くまま

私は今どこにいるのか。

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匙·和

野内番所跡

野内番所は、盛岡(南部)藩に対する番所とし

て、秋田藩に対する碇ヶ関、大間越ととちに津軽

三関と呼ばれたところである。成立の年代は元和

年間といわれているが、はっきりしていない?

貞享四年の野内村検地帳に「屋敷、弐拾四問

弐拾問 壱反四畝拾弐步 御番所..「采女様虽匙

弐拾八問.弐拾間 壱反八畝弐拾歩 卻番所

と記録されている。このことは弘前·黒石の両津

軽家で警固していたということである

通行者数は、時代や季節によって多少汶あるが.

藩庁への報告書によると享保二年(一七一七)か

ら同六年までの月平均片道通行者数は百人程度-7

天明八年(一七八八)八月二十四日に、この地

を歩んだ古川古松軒は、その書「東遊雑記" に「

青森より東二里 野内村といふ所に津軽候の関所

ありて往来の人を改むる」と記している