光  これは「神歌(かみうた)」という、五七調の「和歌」のような文体で書かれているの!

 

     東雲の 空に輝く 天津日の 豊栄昇る 神の国 四方に巡らす 和田の原

      外国軍の 攻め難き 神の造りし 細鉾 千足の国と 讃えしは 今は昔と 

     なりにけり 今の世界の 国々は 御国に勝りて 軍器を 地上地中の 選みなく

     備え足らはし ま配りつ

     やがては降らす 雨利加の 数より多き 香具槌に 打たれ砕かれ 血の川の

     浮き瀬を渡る 国民は 空に轟く 蛇鳥と 水底潜る 仇船の 醜の荒びに 

     悩まされ いずれは死する 理の 行く末深く 哀れみて 思えば ・・・・

 

       東雲=しののめ  天津日=あまつひ  豊栄=とよさか  四方=よも

       外国軍=とつくにいくさ  細鉾=くわしほこ  千足=ちたる  御国=みくに

       軍器=つわもの  雨利加=アメリカ  香具槌=かぐつち  蛇鳥=へびどり

       水底潜る=みなそこもぐる  仇船=あだぶね  醜の荒び=しこのすさび

       理の=ことわりの

 

    こんな調子で「延々と続いていく」んだよ。

    「思えば・・」の後は、何故こんな事になってしまったのか原因を述べているんだよ。

 

優  凄いわね! 先生、全部「暗記」しているの?

光  前はほとんど暗記してたけど、何せ40年も昔の事だから、所々忘れちゃったよ。

    この中にも一部「不確かな部分」も有るけど、それは勘弁してね!

優  なんとなく分かるんですけど、分からない部分も有るわ。 「東京大空襲」って?

光  全文を読めば分かるんだけど、これは一部分だからね。 今の言葉で語ろうか?

 

     東の空に太陽が輝いて昇り「日出ずる国」と呼ばれる「神を信じる国」の「日本」

     は四方を「海」で囲まれている。

     外国との戦争は、だんだん難しくなってくる。 神様がくださった数々の武器が

     山ほどあり「負ける訳がない」という思い上がりは昔の事で、通用しなくなる。

     今では外国も、わが国より「優れた武器」を、地上・地中・海中にも配備しており

     ついには「爆弾や焼夷弾」を「雨のごとく」落としてくる「アメリカの攻撃」に身も

     建物も砕かれ、数十万人という破壊された死者の身体から流れ出た「血」で

     真っ赤になった「川」に浮かび、何とか生きようとする人々の上空を飛び交う

     「艦砲射撃」の「ロケット弾」や「潜水艦」からの「ミサイルのような」攻撃に悩ま

     され、生きた心地もしない国民の「間もなく死ぬだろう」光景を見ると「哀れで

     ならない」! どうしてこんな事になってしまったのかと「思えば」・・・・

 

優  何か「情景」が、何も知らない私にも分かるような気がしますね!

光  出口さんは、四次元テレビを見ながら「実況中継」をしているのだから、ありの

    ままの姿が分かるだろう? 今でいう「LIVE」というのと同じだよ!

優  でも「大正時代」にこんな事が「分かっていたなら」、どうして変えられなかった

    のかしら?

光  金が絡んだ「政治の世界」では、戦争をしないと「金儲け」ができないから、この

    ような「反戦」を煽るような集団は「逮捕し排除」という方向に行ってしまうんだ!

 

優  えっ? 出口さんたち「逮捕」されちゃったの?

光  この信者を「大本教」という「国家反逆の宗教集団」と決めつけて「弾圧」したのさ!

優  何か、今の「中国」みたいね!?

光  古今東西を通じて政治家は「自分の蓄財」に支障があるものは「排除」するのさ!

 

優  ところで先生は、この「霊界物語」を信じているの?

光  他のどの予言よりも「信じている」というか「信じられる物」という「スタンス」だよ!

優  でも、何か怖いわね。 もっと「面白い予言」みたいなのは無いの?

光  有るよ! 次のページで、その話をしようか?