妄想かもしれない
想像かもしれない

「そんなコト考えてるんだ」
と知られたら恥ずかしいと思ってた


でも、
好きを隠すのは
そんな自分を恥ずかしいと
思ってるってコトかもね








                    桜と雪
          桜さん雪をいっぱい背負って
                重そうね(*゚.゚・)





 


自分から別れを告げたのに

辛くて

苦しくて

醜い感情ばかりが渦巻く


そんな醜い気持ちを
お不動様の剣で
ズタズタに切り裂いてほしかった

ズタズタに切り裂いて
お不動様の炎で焼き清めてもらいたかった


立ち昇る炎と
身体に響く太鼓


何度も通い
いつしか私の真ん中にポッカリと穴が空いた


今度は

「どうか、
 この穴を満たして下さい」


いったい何で満たしてほしかったんだろぅ

慈愛だったのだろうか


ただ
炎と太鼓と御真言に身を委ねていると

ぽっ
みぞおちの辺りが温かくなった

不動明王様の持っている剣
倶利伽羅剣は倶利伽羅竜王の変化したもの

倶利伽羅竜王の鱗1枚が
私の中で息づいている

「お不動さま
 ありがとうございます」

感謝しかなかった