■東京市場寄付き

米金融政策への警戒感から動きにくい展開が続くか。

■本日の日本株概況

先週の日経平均株価は、上昇一服感から、
25日移動平均線の位置する水準まで下落する動きとなりました。

前週末の米国株市場も、NYダウ平均は上昇もナスダック総合指数は下落と、
まちまちの動きとなっており、材料不足感は続いています。

本日の日経平均株価については、
前週末と同じ価格帯である2万7,000円を挟んでの
もみ合いの動きを想定しておくのが良いでしょう。

また、25日移動平均線を押し目と見ての買いに入る戦略は有効ではありますが、
同価格帯を下振れた場合は、
一旦売却して様子を見るといった工夫も必要となりそうです。

■前日の海外概況

先週末の米国株式市場で、NYダウ平均は
前日比0.40%高の3万4,721ドル12セント、
ナスダック総合指数は同1.34%安の13,711.00ポイントで終了しています。

米長期金利が3年ぶりの水準まで上昇したことを受けて、
金融株を中心に買いが先行する展開となりました。

ただ、長期金利の上昇が向かい風になるとされる
ハイテク株には売りが波及し、ナスダック総合指数は下落しております。

米FRBがハイペースでの金融引き締めを行う見通しを
示したことを受けての、警戒感が続いている模様です。

■本日の予定

《国内》

15:00 3月工作機械受注速報
《決算発表》高島屋、ローソン、ローツェ、Sansanなど

《海外》

10:30 中国3月消費者物価指数、生産者物価指数

■本日の主要指数

『米国株』

・NYダウ:34,721.12(+137.55)

・ナスダック:13,710.996(-186.304)

・S&P500:4,488.28(-11.93)

『日本株』

・日経平均株価:26,985.80(+97.23)

・TOPIX:1,896.79(+3.89)

・東証マザーズ指数:792.86(+3.70)

『為替』

・為替:124.37-124.38(+0.33)

■本日の注目銘柄

・【7085】カーブスホールディングス

前週末4月8日に、
22年8月期第2四半期(21年9月-22年2月)の決算を発表。

※こちらはアナリスト注目の銘柄で
推奨ではありません。