自動運転について5秒で説明します

こんにちわ。

日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)認定テクニカルアナリスト
日本投資機構株式会社の江口です。

リクエストに応えさせていただく形で
過去の記事をReviveして毎日UPさせていただきます。

もし僕の記事を読んでいただいて
少しでも株式投資に興味をもっていただけたり、
関心をもっていただければ「いいね!」お願いします。


前回は5Gについてつらつらと書かせていただきました。

5Gが画期的なテーマであることは理解いただけたかと思います。もう6Gの開発も進んでいます。予想も出来ない進化スピードにあたふたしないように準備していきましょう!

今回は
お待たせしました。

みんな大好き自動車を題材にしたお話をしたいと思います。

私が大好きなテーマですので間違いなく少々長くなってしまう可能性もありますし、ありえないけど車にあまり興味のない方には少々退屈な記事になってしまうかもしれませんが、自動運転は今後経済や市場に大きく貢献してくるテーマですのでお時間あれば
最後までお付き合いください。

男性なら9割の方は大好き

特にスーパーカーと呼ばれる何千万~何億円もするような車に一度は乗ってみたいといくつになっても思っています。

逆に9割の女性は見た目がキレイで清潔、走れば車種とかメーカーとか別に気にしないし、わからない。男性が何千万もする車を欲しがる意味がまったくもってよくわからない。というのが本音のようです。



今回は
そんな車のお話です。

■自動運転車「autonomous car」01




現在の国内投資家の7割が50歳以上の方です。

つまり日本の高度成長期を支えて下さった魑魅魍魎先人が多く存在する世界。

そしてリアルでバブルの恩恵と手痛いしっぺ返しを経験された
人生の猛者でもあります。

戦後、急速に成長を遂げる日本の生活の中で

自動車は家庭に一台、テレビや洗濯機、冷蔵庫と並ぶ必需品となりました。

急速に成長した日本は泡のように、膨らんでは消えるまさに泡銭にまみれ、たくさんの汚職事件や横領事件、金の権化、寸借詐欺師、など魑魅魍魎達が跋扈した時代、ハシが転げただけでお金が転がり込んでくるような、いわゆるバブル時代に、あるブームがやってきました。

 

■空前のスーパーカーブーム02




フェラーリ ランボルギーニカウンタック ポルシェ マセラティーなど

1973年には過熱感は収まるも、スーパーカーは現在でも根強い人気を誇っています。

リトラクタブル・ヘッドライトと言われるパカパカ開くヘッドライトが当時のスポーツカーの象徴となっていたんですね。




なつかしくありませんか?

スーパーカーやスポーツカーに乗るのは、ほとんどの

男性の夢でもあったと思います。

ただ、スーパーカーはその高額な値段もさることながら

燃費も尋常ではなく悪く、排気量も多い、騒音もデカいために公害車として白い目で見られる一面もありました。

そして2000年以降、スーパーカーとは対極に位置する、誰もが耳にしたことがあるでしょう

 

 

 

 

 

■EV時代へ突入03

 

電気自動車、エコカー、ハイブリットカーと呼ばれる車が台頭してきます。

ハイブリットとは

電動機(モーター)と内燃機関(エンジン)を搭載

ハイブリット車で最も著名なのは

プリウスではないでしょうか。


※最新モデル2018年

TOYOTA
燃費:量産ハイブリット車としてガソリン1リットルあたり30キロを目指しました・

どの国の自動車会社も

バカじゃないの?そんの無理無理!

は?出来るわけがない

楽観的か!?日本人は夢見過ぎ

と鼻で笑っていました。


しかし

2000年
TOYOTAは
世界で最初に実現させ、世界中を震撼させました。


プリウス最新モデルではなんと

燃費

40キロ/リットル

を実現しており現在も世界最高レベルとなっています。

圧倒的に日本一の自動車産業として君臨し続けるプライド。

世界中で愛されるTOYOTA車。世界でもトップクラスの信頼と実績。

TOYOTAに負けじと日本だけでなく世界各国の自動車会社は切磋琢磨しています。

 

■自動運転自動車競走が勃発04

 

現在レベル4までは実現しており、完全自動運転認定となるレベル5までは秒読みとなっているのです。

ん?

レベルってなんだ?

そもそも自動運転の定義って?

 

 

 

 

 

と思う方もいらっしゃるかと思いますので

マニアックに簡単に説明していきます。(一部wikiより抜粋)

まず
・レベル0
運転手が常にすべての主制御系統(加速、操舵、制動、停止、駐車)の操作を行う。
前方衝突警告などの主制御系統を操作しない運転支援システムもレベル0に含む。

つまり完全運転手に委ねられた自動車です。

・レベル1(運転支援)
加速、操舵、制動のいずれか単一をシステムが支援的に行う状態。
衝突被害軽減ブレーキなどの安全運転支援システムなど。

ブレーキに関しては常に進化して来ていますね。それでも、ブレーキとアクセルを踏み間違えて大事故を起こすニュースは後を絶ちません。こういった事件がなくなる世の中ももうすぐです。

・レベル2(部分自動運転)
システムがドライビング環境を観測しながら、加速、操舵、制動のうち同時に複数の操作をシステムが行う状態。
アダプティブクルーズコントロール(ステアリングアシスト付き)等がこれに該当する。ドライバーは常時、運転状況を監視操作する必要がある。
そのため、2016年時点で市販されているシステムはある程度の時間(10~15秒等)、ステアリングホイール (ハンドル)から手を離しているとシステムが解除される等の仕様となっている。
2016年、日産自動車が自動車専用道及び高速道路走行中かつ同一車線、60km/h以下のみに限定した運転支援技術、プロパイロットを搭載したセレナが8月下旬に発売と発表した。2017年時点でのテスラのオートパイロットもレベル2に該当する。

高速道路などの自動運転など単純な運転操作のサポートを車載コンピュータが行ってくれます。ブレーキを踏んだり、アクションが数秒ないと自動で解除されたりするので慣れるまでは技術が必要です。あくまで部分的な運転補助が出来るレベルってことですね。

・レベル3(条件付自動運転)
限定的な環境下若しくは交通状況のみ、システムが加速、操舵、制動を行い、システムが要請したときは運転手が対応しなければならない状態。
通常時は運転手は運転から解放されるが、緊急時やシステムが扱いきれない状況下には、システムからの運転操作切り替え要請に運転手は適切に応じる必要がある。
しかし、緊急時にはスムーズに切り替えられない問題が指摘されている。
事故時の責任は運転手となる。レベル3に該当するシステムは2017年秋時点でアウディが該当機能を搭載したA8の市販を2018年に開始すると発表。
日本でも道路交通法の改正により自動運転レベル3(条件付自動運転)対応者の市場投入が許可され、日産自動車は自動運転レベル3の技術を搭載した(プロパイロット3.0)を2020年にも実現することを発表。

かなり状況が限定されますが、自動運転と言えるレベルで車が運転手の操作なしで走行することが可能になってきました。
しかし安心しきることは出来ず、事故を起こした場合は完全に運転手の責任となるので、結局目を離せないし、ハンドルを握っている責任下で運転する必要がありますね。


・レベル4(高度自動運転)←今ここ
特定の状況下のみ(例えば高速道路上のみ、又は極限環境以外(極限環境とは、雷雨、大雨、大雪、あられ、台風、極低温環境、超高温環境といったシステムの正常な動作を妨害するような環境のこと)などの決まった条件内でのみ)、加速、操舵、制動といった操作を全てシステムが行い、その条件が続く限り運転手が全く関与しない状態。
基本的に運転手が操作をオーバーライドする必要は無いが、前述の特定の状況下を離れると人間の運転が必要になる。
日本政府は2020年までにレベル4自動運転車の実用化を目標としている。
レベル4に該当するシステムは、上記の鉱山等で運用されている無人ダンプや無人軍事用車両等、特殊環境で運用されているもののみで、一般市民が公道を走れるものは2019年時点では市販されていない。

やっと自動運転と言ってもいいレベルです。かなり運転を放棄しないでいいレベルまで来ていますね。
こうなってくると初心者やペーパードライバーでも安心して乗れる時代がくるでしょう。恋人の運転が上手とか下手とかっていうストレスはなくなるかもしれませんね。
特に女性は運転が上手は下手かは、男性を見る重要なポイントとなりますので、運転に自信がない男性はレベル4の自動車を購入検討してみてはどうでしょうか?

・レベル5(完全自動運転)
無人運転。考え得る全ての状況下及び、極限環境での運転をシステムに任せる状態。
運転手の乗車も、運転手の操作のオーバーライドも必要ない。
安全に関わる運転操作と周辺監視をすべてシステムに委ねる。
多くの自動車メーカーやその他の企業が、レベル5相当の自動運転車の市販に向けて開発を行っている。
日本政府はレベル5の完全自動運転を2025年を目途に目指すとしている。
アメリカ合衆国では、カリフォルニア州でレベル4の自動運転車を規制する法案がカリフォルニア州運輸局から提出されたが、その後、より上位のアメリカ全土の交通規制を管理するアメリカ運輸省は、「自動運転の人工知能は運転手」であるとレベル4を容認する見解をしめした

ここまでくればもう、車のハンドルを握る必要もなくなります。

つまり前回もお話したようなドリームカーの実現です。


※ナイトインダストリー2000
また出ましたね。私の永遠の夢でもある正にドリームカーです。スーパーカーブームの名残もあった1980年代に日本でも大ブレイクした海外ドラマ「ナイトライダー」の人工知能搭載完全自動運転車両で通称「K.I.T.T(ナイトインダストリートゥーサウザンド)」キットです。写真はネットから拝借したもので車がジャンプしてる現代でもありえない光景です。本当に実車を飛ばして撮影しています。内装とか鬼メカメカしくてまさにコックピットって感じが超絶COOL。ハンドルも飛行機のようなまさにコックピットを象徴するようでセンス良すぎ!運転は鬼しづらい。自走中の事故率はゼロ。ちなみに主人公マイケルの日本語吹き替え版、声優ささきいさおさんは見た目も雰囲気もマイケルに似ています。




・・・・



この様な段階を経て完全自動化までにはまだかかります。

しかし

もう
目と鼻の先まで具現化しており

居眠りしながら目的地までたどり着くのも夢ではなくなりました。

 

■完全自動走行へのあくなき夢05


旅行や里帰りなどで長距離運転を余儀なくされる世のパパ・ママには嬉しいですよね。

大渋滞の運転ほどストレス爆発退屈なものはありませんからね。

さて

ここでも今までにお話した


AIやIot、5G技術が密接に絡んできます。

安全を死守するために、リアルタイムな交通情報や走行中の位置情報、渋滞時のディープラーニングなどありとあらゆる技術が集結してくるのです。

そしてここから私の妄想と夢と希望の独断による見解をお話していくわけですが、ここまでですでにいつもの記事以上の文字数となっています。。。💦

私が楽しいから続けます。

 

■競走に法律が追い付かない06

 

今迄お話してきたものと決定的に違うものがあります。

それはなんだとおもいますか?





命に関わるという事です。そして正直ハイスピードで進化を遂げる自動車競走に法律が間に合っていない現状があります。

無人タクシーや無人バスなどの実現化構想もありますが、険しい道のりでもありそうですね。

高速走行車ということで事故のリスクは常に付きまといます。

 

 

 

自動運転という事で高をくくっていると無防備な状態で事故に巻き込まれる可能性があり怪我では済まない可能性もありますから。

勿論事故というテーマは昔から自動車会社は慎重に扱っておりますが、自動運転においては異次元レベルです。

そのために5GやAI、ビックデータやGPSなどの科学の粋を終結したものになるのは明白でしょう。

しかし、すでに自動運転車両のテストではありますが公道を走行中にトレーラーと衝突し運転手は亡くなりました。

これは運転手がレベル4と勘違いして油断した結果であるという見解となっています。

ということは

 

運転における倫理ルールも必要になってきます。

自動運転車両が実用化されれば法整備や自動車保険の見直しは必須となります。

(ここが追い付いてきていないところ)

従来の交通法では適用されない事故案件が増えてくるでしょうからね。


責任問題。

自動車メーカーが悪いの?

 

安全装置のシステム会社が悪いの?

 

セキュリティー会社が悪いの?

 

運転手が悪いの?

誰もが事故はおこしたくありません。

俗にいう予期せぬ「もらい事故」だってあるでしょう。

雨や雪などの天候や路面状況は認識できたとしても、例えば、突然空から鳥が突っ込んできて、それが大事故の原因になることだって実際にあるのです。


完全自動運転のレベル5だったとして、万が一人身事故が起きた場合の責任の所在は大きな課題でしょう。

ここからは明るい話題にしましょう。

 

■あなたはどんな車が魅力?07

 

こんな車素敵ですよね?

こんなことが可能になるのでは?という思いを書きだし、答えていきます。

・スマホで呼び出し、指定場所まで無人で自分の車が迎えに来てくれる。

おそらく、「私有地や自身の敷地内であれば」などの制約はありそうですが可能になります。

・運転中に運転手がカーテレビで映画っを見たりスマホをさわったりしていいの?

きっとよくなります。

※現行では、運転手が運転中にテレビや動画を見る・操作することは禁止されています。

改造をしない限りカーナビなどでは車が走り出したら、テレビは消え、ナビの操作も出来なくなります。

・世界中どこへでも自動運転でいけるの?

陸つながりならば迷うことなく、密入国となることなくいけます。
しかし日本のような島国では国境越えは無理ですね💦空飛ぶ自動車まで待ちましょう!

・会社の飲み会でお酒を飲んでも自車で帰宅出来る?

現実では不可能です。なぜならばハンドルなどの運転制御装置がついているからです。

酔っぱらってハンドルを切ったりアクセルを踏み込んだりすれば動いてしまいますからね。法認可されたら事故が増えるでしょうね。

・事故を限りなくゼロを目指すのであれば自動車保険いらなくない?

正に正論。万が一ミラクルで事故が起きた場合とかの保険?自動運転レベル向上し無事故を証明できるようになれば不要になるかもしれませんね。

・こどもの塾や習い事への送迎を無人の自車で出来る?

現在はまだ無理です「自動運転限定免許」制度の構想があります。自動運転でも免許は必要になります。子供があやまってハンドル操作してしまうと大事故になってしまいますからね。

・車を会社に出来るんじゃ?

その通りです。車の中がもっと快適なものとなれば簡易的なオフィスにもなりえますよね。訪問するまでの運転の時間を有意義に仕事に使えるようにもなるでしょう。第二のオフィスを売りにした自動車が販売される可能性は高いとみています。

・ハンドルとかブレーキとかむしろいらなくない?

そうですね。っていうかそれはもう我々の知っている車ではありませんけども。
おそらく自分で運転する頻度の方が下がってくるでしょうし、

「生きてきて一回もブレーキ踏んだことねぇ」
という信じられない言葉が流行語大賞を取る時代が来るかもしれません。

・無人のタクシーとか無人バスってデフォになる?

なります。その際にはハンドルやブレーキなどの装置が社内にはないものとなるでしょう。
そして基本的に決まったルートで走行する無人路面電車のような感覚かもしれませんね。最初は。
無人モノレールに似た感じになるのかな?


・そうなっちゃうと失業率あがるんじゃないの?

当然ドライバーという職業においてはあがると思います。
しかしその反面、メンテナンスや自動運転安全確保のための遠隔監視などは人間が行うことになりそうですのでそういった人材の需要は増えるでしょう。
ですので最低限パソコンやスマホなどをいじれないとそういった仕事につけません。

パソコンやスマホを最低限操作できるのはこれからのビジネスシーンや転職シーンには必須になってくると思われます。

実生活においてドライビングテクニックは不要となってきますので、ドライバーという職業は限定的になるでしょう。

・事故は減る?

警察が暇になるほど格段に減るでしょう。しかしゼロにはなりません。

・いつ車は空をとべるの?

実際に空飛ぶ車は試作されています。近い未来にあることは確実ですが、空中での飛行ルート、地上でのルートなど課題が山積みです。

・自動運転のスーパーカーは出来る?

技術的には可能だとは思いますが、スーパーカーを欲しいと思う人は自分で運転したい人達ですので思ってる以上には売れないのではないでしょうか。

・経済はよくなる?

まず流通がよくなります。配送ドライバーなどの人件費が削減できるために需給も増加し、バイサイド、セルサイド双方にメリットが出てくるでしょう。経済は着実に上昇してくるでしょうね。

・株価は?

自動運転だけにとどまらず先に説明したように、流通もよくなるので幅広い企業の業績が伸び株価にも大きく影響を及ぼすでしょう。

無理くり株の話に戻しましたが
いかがでしょうか?

経済が活性化するためには

人の生活が豊かになる

という大前提があります。
 

■生活を豊にする企業株価は上昇する08

 

 

 

豊かになる、便利になる可能性を秘めたもの

経済成長を促進し、その結果

企業価値が跳ねあがります。

何をやってるかわからない会社と

経済を豊かにしてくれる会社


あなたはどちらの企業を応援したいと思いますか?

この様にテーマ一つだけを少しだけ堀起しただけで株価上昇展望が見えてきたりします。

少しでいいのです。

ほんの少し、テーマを深堀してみて

そして未来を想像する。

想像した世界に近い世界が

必ずやってきます。

人が想像できることはそのほとんどが実現可能だと言われています。

こうすれば

世界が豊かになる

生活が便利になる。

健康でいられる。

幸せになれる。


政治家しかり企業しかり

この世のすべての人間が

 

このような願い・夢を実現するために

日夜考えているのです。


世界が

今以上によくならないわけがないのです。

希望をもって

期待をもって

夢をもって


投資をしていくことで、きっと
叶う夢がすぐそばにあります


是非、将来こうなったらいいな!と思えるテーマを深堀してみましょう。

これも立派な銘柄選定のテクニックでもあります。

そして株価が大化けする可能性を秘めた企業が必ず見つかります。

ファンダ・テクニカルスクリーニングだけでは見つけることが出来ない銘柄選定ですので是非一度実行してみましょう。

大変長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

次回予告

 

「時間」

 

についてお話してみようと思います。