他力本願で儲けれるほど甘くない★
こんにちわ。
日本テクニカルアナリスト協会(NTAA)認定テクニカルアナリスト
日本投資機構株式会社、江口です。
投資家のみなさま、いかがお過ごしでしょうか?
リクエストに応えさせていただく形で
過去の記事をReviveして毎日UPさせていただきます。
もし僕の記事を読んでいただいて
少しでも株式投資に興味をもっていただけたり、
関心をもっていただければ「いいね!」お願いします。
■今の経済状況を知ろう01
今後の日本経済をどう考えてますか??
日経新聞を毎日お読みになってる方も多いかと思いますが
もっともっと良くなる方向で考えてる方もいれば
成長がとまってしまってもはや先進国ではない
と言い切る方もいます。
中には、デイトレーダーだからそんなのどうでもいい、興味ないという方さへいらっしゃいます。
みなさんはどう思いますか?
株価の上昇、下降には複数の要因があり、
要因を突き詰めれば原因が見つかります。
日本株はマクロ経済の影響を受けてしまう傾向にあり、海外情勢や米国市場、為替、原油価格等に非常に敏感に左右されてしまいますね。
非常に業績もよく、無借金経営で資本も潤沢、今後の世界発展の最先端を担っていくような企業でさへ、諸外国大統領の発言一つで瞬時に株価を下げてしまう事などがよくあります。
例えば
米国の前大統領が中国の輸入には関税をかけるとし炎上。逆鱗にふれた某国の首席が反発。さらに中国からのほぼすべての輸入品に25%の関税を上乗せる報じる。貿易戦争勃発・・・等の様相から世界的株安が発生。
要因としては「関税」「上乗せ」「炎上」「逆鱗」「反発」
■原因は必ずある02
では原因はなんだったと思いますか??
さかのぼれば、大統領選挙の際の公約事項だった事から実行しただけ。
というものもあれば
貿易戦争を回避しようとしない米国批判、大統領批判をするもの
そして
双方を非難するもの
出来事の原因は基本的に一つに収まる事が多いのですが、こういった未解決問題に関しては答えが出ない、原因が散らばったまま収束しないものが多々あります。
それはなぜだと思いますか?
報道の自由による見解の相違
思想問題
民族意識
派閥問題
好き嫌い
宗教上の問題
などなど
様々な問題がありますね。そのほとんどが憶測で語られ、憶測で決めつけられます。
そして、結果が出てからでないと本当の原因を究明したがらない。
原因と違う結果が生まれた場合の責任の所在などもあるのかもしれませんね。
上記のように、憶測でのみ語られることが多いのです。
これって
株式投資でも同じ事があてはまりますよね。
■先人の言葉は核心を突いている03
格言でこういうものがあります。
「株は噂で買って事実で売れ」
噂の段階で買うと上昇しがちで、事実として発表された時には、織り込み済みで上昇余地がないため売った方が良いという意味です。
急落・急騰した要因はたくさんある。しかし原因も調べるとたくさん出てくる。
これが倒産や上場廃止、IRや上方修正、決算などが出たことで明確な原因が浮き彫りになりやすくなります。
株式や世界情勢は一つの原因が起因するものだけではなく、複数の原因が引き金となっていくつもの要因を引き起こしていたりします。
これが、リスクの大小を測る基準がないというところにもつながっていきます。
難しく考えると、株式投資は物理の法則までたどり着くことになります。
そうなってくると冷静な判断は下せなくなったり、わけがわからなくなったりします。
ここまで、リスクの説明や、投資術などを説明したりしている中で、難しい話、厳しい話、怖い話をしてきました。
投資は突き詰めると途方もなく難解である反面、とんでもなく単純でもあります。
■仕組みは至ってシンプル04
安く買って高く売る
数々のテクニカル指標を用いた分析や、最近ではAI銘柄選定など時代は進歩し、この両者が混在した世界。
たとえ、あなたが最先端の投資についていけず、取り残されてしまったとしても、一番大事な
「安く買って高く売る」
というシンプルなゆるぎない鉄則は変わりません。
なので心配になる必要は、実はないんです。
当然、知識があって損をすることはありません。
得をする事の方が多いです。
しかし、詰め込む知識にも限界がありますよね?
そういう時に頼れる存在
それが我々投資のプロではないでしょうか?
■爆益のほとんどがまぐれ05
こういうお客様が相談に来た事があります。
「この銘柄知り合いに教えてもらったんですけど、どうでしょうか。
買値からもう半値まで下がってしまって困ってます。
知り合いだから文句も言えないし、
とんだ銘柄つかまされてしまった様に思ってるんです。
今後上昇余地ありますでしょうか?」
分析の結果、買い付けした時がまさに天井付近。
提灯づいた銘柄に飛び乗らされて負けるべくして負けてしまっていたのです。
下落の引き金となった市場評価を下回る決算発表と2018年の年末暴落に巻き込まれた形で半値まで値を崩していました。順調だった株価伸び率から設備投資を短期間で繰り返し、大幅な赤字転落。加えて株価暴落も手伝う形で時価総額が莫大に減少、運営にも影がみられ、今後の見通しは暗いという分析がされました。買値はもとより半値戻しも難しい状況。しかし知り合いには「持っておけば“いつか”化ける!」と言われたようです。
いつか・・・
いつでしょうか?
具体的ではありませんよね。
これが素人一般投資家の代表的な銘柄選定の根拠です。
身に覚えありませんか?
この企業は業績が良いから“いつか”上がる!
この企業は“そろそろ”くる気がする。
予測は未確定であり、未来は不確定です。
これ以上このような機会損失を生んでほしくありません。
もし
勝てる株式投資術や
上昇期待銘柄を教えてもらうとしたら
株に詳しい知り合いの一般投資家の方に“ただ”で教えてもらうのと
書籍やメディアに掲載されている様な実績のある著名人のプロ投資家に、“レッスン料”を払って教えてもらうのは、どっちにメリットがあると思いますか?
かたや無料、かたや有料
明白かつ明確なメリットが見えてくるはずです。
勿論上記はあくまで私のお客様からお聞きした話であり、全てではありません。
知り合いのお勧め銘柄で大きく勝った方もいるはずです。
しかし、私はそれは
“まぐれ”だと間違いなく思っています。
確信めいた根拠がそこに存在するのか?という事です。
私が選定した銘柄は私にとっては
騰がるべくして騰がって、下がるべくした下がった。
と言えるだけの根拠をもって選定しているからです。
なので株価が3倍や4倍になって、利益を出したとしても驚きはしません。
嬉しい気持ちはめちゃくちゃありますが。
私の予想通り、思い描いたように株価が上昇し、ここだ!と思ったところで売ればその後、当然のように売りが加速していく。
これほど気持ちよく、うれしい事はありません。
ほとんどの2倍や3倍という大きな利益をとった事のある投資家は
気づいたら二倍になってた。
もってた事忘れてた。
いわれて気づいた。
と言う方がほとんどであり、2倍以上の資産増加という蜜を味わってしまうと、今度は根拠なく出来高の薄い不人気株、いわゆるぼろ株を買い付けるようになったりします。
ギャンブル投資ですね。
ご参考になれば幸いです。
次回は通常に戻ります