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こんにちわ。

日本投資機構株式会社所属

証券アナリストの

Kanonです。

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■ボリンジャーバンド



以前に勉強した『移動平均線』覚えてらっしゃいますか?

ボリンジャーバンドとはこの移動平均線をさらに進化させたテクニカル分析方法です。

主に上昇トレンドの開始や、下降トレンドの開始が予測できたり、

買いすぎ、売られすぎなどが判断しやすいものです。

非常に便利なので簡単な知識だけは頭に叩き込んでおきましょうね!

精度も高く、世界中の投資家に愛用されています。

これらの指標は今までにも何度も伝えておりますが、あくまで参考。

複数の指標を組み合わせることでその精査は濃度を増していきますので今までのテクニカルを総動員して自分にあった分析方法を見出していければ最高です。

■もっとも簡単と言って過言ではない

はっきりいっておきますね。

このボリンジャーバンドってすっごく・・・




簡単ですので安心してください!


ではまずはコチラを見てください。



これがボリンジャーバンドを表示させたローソク足チャートです。

全部で7本の線があるのはわかりますでしょうか?

真ん中の【青】の線が移動平均線です。

移動平均線を軸にして上に3本、下に3本の計7本の線で形成されるのがボリンジャーバンドです。

それぞれの線に名前がついています。それがコチラです。



移動平均線を中心にして外に向かって広がっていきこれらのボリンジャーバンド間における株価推移は統計学的に立証されています。
以下のような確率で株価は推移するとなっています。


±1σ=約68%

±2σ=約95%

±3σ=約99%


※σはシグマと読みます。シグマは標準偏差といい、学生のころによく耳にすた偏差値と思っていただいてかまいません。

上記の真ん中の±2を見てみましょう。

約95%で+2σと-2σの間を推移します。

つまり

+2σの線をうわ抜けた場合は

買われすぎ

-2σの線を下抜けた場合は

売られすぎ


と判断できます。

売られすぎとなった場合のその後は、株価は回復に向かいやすくなります。

買い場かもしれませんね。

■プラスαで精度が上がる

プラスして企業の価値や適正株価等を調べておくとさらに精査の質は上がります。


ボリンジャーバンドには、基本的な3つの動きがあります。



スクイーズ

エクスパンション

バンドウォーク



順を追って説明していきます。

●スクイーズ



ボリンジャーバンドが狭まった箇所です。
スクイーズは値動きが小さいという特徴があります。
売買判断が難しい場面でもありますので売買を控えたほうが良いかもしれませんね。
この後の場面で大きく株価が変動する可能性を秘めているためにスクイーズ後の展開は注視が必要です。

●エクスパンション



ボリンジャーバンドが大きく広がった箇所です。
基本的にスクイーズとエクスパンションがボリンジャーバンドでは繰り返されます。
上下に大きく形成されたエクスパンションは強いトレンドを示します。
故に開始時期(開き始め)が絶好の買い場となりますね。


±2σラインに沿って株価が上昇または下落することをいいます。


●バンドウォーク



ボリンジャーバンドの±2σラインの縁に沿って株価が上昇、下降していく状態です。
強いトレンド時に出やすく、出現率が希少です。
出現時は買われすぎ、売られすぎな状況であるために逆トレンド転換がいつきてもおかしくない状況であることから注意が必要です。



私は特にエクスパンションの始まりを意識するようにしています。

多少遅れてしまったとしても利益につながりやすく、バンドウォークに発展すれば上値も追いやすくなりますからね。

上記の写真のように、スクイーズ抜けを見逃さずエクスパンションをつかむ。

これだけでも大きく勝率は変わってくるでしょう。

■まとめ



①ボリンジャーバンドが狭くなったら買う準備

②ボリンジャーバンド広がりだしたら買う

③再度ボリンジャーバンドが狭くなってきたら売る準備

④ボリンジャーバンド広がりだしたら売る



これだけです!



ね?簡単ですよね?



いかがでしたでしょうか?

やはり視覚で判断できるという点で利用者が多いのも納得です。

こういった指標を複数組み合わせることで見えてくる景色は今までとは段違いに変わってくるかと思いますので、今までの指標を思い出しながら自身での分析力の向上を図ってみてくださいね!

今回は「ボリンジャーバンド」についてお話してきました。出来るだけ伝わりやすいように書いてきましたがわからない事は何度でも読み返して、そしてメール、ライン等でも結構ですのでお聞きくださいね。、