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こんにちわ。
日本投資機構株式会社所属
証券アナリストの
どの世界にもある
心理戦
しのぎを削って
相手の一枚上をいく。
心理って見えないけど
「見えたら勝てる勝負」
ってあると思いませんか?
もし私の記事を読んでいただいて
少しでも株式投資に興味をもっていただけたり、
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■サイコロジカルライン
投資家であれば一度は耳にしたこともありますでしょう。
サイコロと呼ばれることがあります。
【1~6の賽の目】をみて分析する手法
ではありません。投資家心理を数値化した指標となります。
オシレータ系の分析手法。以前にもお話してますがオシレータってどんなものかもう覚えてくださいましたよね?
そう。相場の売られすぎや買われすぎを判断する指標です。
サイコロジカルラインは
「投資家の心理」を数値化したもの
■投資家心理を数値化
ルーレットを行い10連続で「赤」に玉が落ちたとします。
次の11回目は「赤」と「黒」どっちにポケットに落ちるとおもいますか?
※「00」はカウントしないものとします。
たくさんの人が「黒」今度こそ「黒」と思うのではないでしょうか?
これが心理です。
10連続で赤が出る確率は1024分の1です。
そして
11連続で赤が出る確率は2048分の1
『次こそは黒だ』
と思ってしまいますよね。
しかし
次の一回で黒が出る確率は2分の1なんです。
変わらないのです。
しかし
次の一回で赤が出る確率も2分の1という事を私たちは見失っているのです。
もう一度いいます。
これが心理です。
投資の世界でも同じことがいえるとおもいませんか?
買いが続けば
そろそろ売られるんじゃないか??という心理
売りが続けば
そろそろ買われるんじゃないか?という心理
この心理状態を簡単に数値化したものが
サイコロジカルライン
基本的に12営業日の中で上昇した日数の割合で判断します。
計算式にすると
(12営業日内で上昇した日数)÷12×100%
0~100%の間で推移し
売りサイン
75%以上まで数値が上がると買われすぎ ⇒ 売
買いサイン
25%以下まで数値が下がると売られすぎ ⇒ 買
という判断です。
12営業日という事もあり、短期売買での判断にやくにたちますが、元々測れない心理という感情をおおよそで数値化したものとなりますので信頼性という点ではほかのオシレータ系指標と比べるとどうしても大雑把な印象にはなってしまいますが、大衆心理の的を得た数値でもあることも事実です。
■チャートで見るサイコロジカルライン
サイコロジカルラインがこちら
なかなか25%以下にも75%以上にもいかないことがわかりますね。
他の指標と合わせて精査することである程度の売買判断材料になってきます。
今回は心理を読み取るテクニカル手法もあるという事を覚えておきましょう。
なんとなくで売買してしまっていませんか?
上記の様な投資家心理、大衆心理で売買判断を下してしまってはいませんか?
売買判断は自身の資産運用に直結する最も重要なファクターです。
しかも判断は一瞬で下さなければならないときも多々あるのが投資の世界。
一瞬の判断ミスで短期目線の運用が長期になってしまって、すなわち塩漬けになってしまう一番の原因でもあります。
■まとめ
売買判断を鋭くしていくためにも、テクニカル分析の指標内容を知っておくことで幾分もライバル投資家に差をつけることが出来るでしょう。
分析が出来るようになればあとは
分析に合致するような銘柄を見つけ出すだけです!
今回は「サイコロジカルライン」についてお話してきました。出来るだけ伝わりやすいように書いてきましたがわからない事は何度でもお聞きくださいね。、