┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■1月16日 本日の見出し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
米中合意が買い安心感につながるも、
材料出尽くし感から上値の重い展開に。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■本日の相場概況
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
16日の東京株式市場で日経平均株価は、
前日比16円55銭高の2万3,933円13銭と小幅反発。
米中の合意内容は新味には乏しかったものの、
実際に合意文書の署名までこぎつけたことで
一定の買い安心感につながりました。
買い一巡後は米中関係に関する目先の材料が出尽くしたとの見方から、
利益確定売りが波及し、日経平均株価は下げに転じる場面も。
来週から企業決算が本格化するため、
投資家が様子見姿勢を強めている面もあるでしょう。
業種別では、厚生労働省が
中国の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の
国内初患者が確認されたと明らかにしたことで、
医薬品関連の上昇が目立っています。
時価総額の大きい銘柄を中心に利益確定売りが優勢となり
日経ジャスダック平均は反落、
前日まで軟調だったことから循環物色の矛先が向き、
東証マザーズ指数は反発して終了。
『海外』
16日午前の中国・上海株式相場で上海総合指数は続落。
15日の米中貿易協議の「第1段階の合意」署名式では
新たな好材料は出ず、16日は売りがやや優勢となりました。
『為替』
14時時点の東京外国為替市場で円相場は、1ドル=109円92~93銭と円高に傾倒。
日本時間夜に12月の米小売売上高や
1月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数など
重要な米経済指標の発表を控え、
積極的に持ち高を傾ける動きは限定的です。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の日本株見通し
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
アナリストのKanonです。
日本時間今夜22時半に米国の12月小売売上高や
1月フィラデルフィア連銀景気指数が発表される予定です。
また、明日11時には中国でも
12月鉱工業生産や小売売上高が発表される予定。
先々の改善期待はありますので、
多少数字が悪くとも株価の下落は一時的になると見ていますが、
世界景気の状況を見極めるためにも注目したいです。
今までは米中協議に関る期待感で相場が上昇してきましたが、
決算期に入ることもあり、
今後は実態経済や実際の企業業績に注目が当たりやすいと分析。
投資家心理は依然として強気ですから、
時代のニーズに合ったビジネスを行う企業に投資をしていけば
自ずと利益につながってくると見ています。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■主要指数
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『海外』
・NYダウ:29,030.22 (+90.55)
・ナスダック:9,258.695 (+7.366)
・S&P500:3,289.29 (+6.14)
・為替 ドル円:109.92-109.97(+0.02)
『国内』
・日経平均株価:23,933.13(+16.59円)
・TOPIX:1,728.72(-2.34)
・日経ジャスダック平均株価:3,919.38(-6.19)
・東証マザーズ指数:886.60(-0.40)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━
■明日の予定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━
『国内』
11月第3次産業活動指数(13:30)
20年国債入札
『海外』
中国10-12月期GDP(11:00)
中国12月鉱工業生産(11:00)
中国12月小売売上高(11:00)
米12月住宅着工件数(22:30)
米12月鉱工業生産指数(23:15)
~~~~~~~~~~~~~
LINEにて相談受付中!
~~~~~~~~~~~~~