シチリアのマスターコースで講義しちゃいました！！！

今日の午前中にシチリアの大学の修士のコースで”

日本の教育制度”について講演してきましたあああ

シチリアに来てから、日本について講演することが多くなり、

海外にいながら日本について詳しくなりました(･∀･)/

15人という小さなクラスですが、

皆さん法律と政治学とか勉強されている優秀な方々です

イタリア語で講演となると、最初はすごく緊張していたのですが、

最近はだんだんと慣れてきて楽しめるようになってきたのです。

集中力に少し欠けるイタリア人の前でいかに興味を持たせるかは、

最初の1分に懸かっています。

まず、日本のショッキングな話をして

みんなを惹きつけてしまえばいいのです。

今回は受験戦争の話から始めました。

シチリアの自由な学校制度で勉強した彼らは、

日本の競争の話にただでさえ丸い目がさらにまん丸に

子供の頃、普通だと思っていた身体検査、

健康診断、体力検査、交通安全指導などの徹底に

シチリア人はまたもやビックリですΣ(=°ω°=;ノ)ノ。

義務教育の教科書が無償なのも、ビックリ(￣□￣;)!!

保健室があるのもビックリヽ((◎д◎　))ゝ

保健の先生が綺麗なのもビックリ(*_*)

今日の授業は彼らにとってビックリΣ(ﾟдﾟ;)の連続でした。

私も最初ローマに大学に行ったときは、

いいかげんなことが多くビックリ(@_@)の連続でした。

日本とイタリア、対照的な国で面白いですねー

厳しすぎる日本の教育、自由すぎるイタリアの教育、

どちらがいいか分かりませんが、中間があればいいのにーと思ってしまいすね。。。。

木のフェスタで折紙展示

先々週の土曜日にエトナ山の近くのソレッキアータという所に

住んでいる友達が企画した 　

　”Festa dell'albero　”　　

に招待されましたあああ

日本語でいうと　木のお祭り　という意味です。

場所は彼女の住んでいる家のお庭です

お庭といってもただの庭じゃありませんよ。オリーブ畑が広がっているのです

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　彼女のお家はこんな感じで

　　　　　　　　　　　　　　しかもこのようなパノラマが毎日見れるのですよ:*:・(￣∀￣)・:*:

それぞれのアーティストが自分の好きな木を選んでテーマを決め、

表現するという素敵な企画です

私には折紙を飾って欲しいとリクエストがあったのですが、

最近新しい折紙をそんなに作ってなくて。。。

急いでいくつか木に吊るせそうなものを作ってみましたあああ

これは、意外と簡単なのでテレビ見ながら地道折りました。

しかもこの折紙はシチリアの学校で教えた時、

生徒達が失敗したものを捨てずに取って置き、

開いて、少し折り目がついてたりしたのですが、

再利用してみたものです。

シチリアでは折紙が貴重なので、

リサイクルしてみましたあああ

再利用なので色の種類がばらばらでしたが、

逆にいろんな色がいい具合に混ざっていい感じに仕上がりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こないだも使ったくすだま達、まるで七夕のよう

あやめを直接、木の根元の近くに刺してみましたあああ(o^-')b

そしたら、犬達がなにやらいたずらを。。。なので、

今度は直接、木に刺してみましたあああ これはこれで素敵:*:・(￣∀￣)・:*:

イタリアに住んでなかったら、こんなに折紙に夢中になることはなかったと

思うと、人生不思議ですね(*^▽^*)

シチリアの高校で折紙教室

今年の春から夏にかけて、二つの学校で折紙を教えました！

プログラムの趣旨が

特別支援学級の生徒さんと普通学級の生徒さんとの

インテグレーション

ということでした。

年齢は１５歳から１８歳、日本ではあまり折紙には興味ない年頃ですよねー

でもイタリアでは、折紙はかなり人気がありますよ

初めての授業でびっくりしたのが

普通学級の生徒さん達もまっすぐ折れないんですねーこれが！

日本人が器用なのは知っていますが、

イタリア人には基礎の基礎から教えなければいけませんでした。

そして、どんなに几帳面に折ることが大切なのか、

実技を通して自分で失敗させてみて、教え込みました。

特別支援学級の生徒さんの方が上手だったりするんですよ。

彼らは知的障害を持っていたりするのですが、とても純粋で素直なんです。

彼らの笑顔を見てるととても幸せな気持ちになれましたああ(*^▽^*)

ありがとう これらが、美術高校の生徒さん達が作った作品です

最初は三角さえまともに折れなかった子たちがーと思うとなんだか泣けてきます(ﾟｰÅ)

見て下さい、この風景！

左のジージャンを着た女の子が

特別支援学級の生徒達に熱心に難しい”あやめ”を教えてるではないですかー

これがまさに私が目指していた　”インテグレーション”　ですよ:*:・(￣∀￣)・:*:

この伝承の”あやめ”イタリア人にしては、かなり難しいらしいのです。

そういえば、８歳の姪がさささあーと折ってたのを思い出し

、日本人ってすごいﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉと思いますねー本当に！

ここまで到達するまでは、実はいろいろありました。。。

生徒さん達は飽きるとトイレ行くっていって戻ってこなかったり、

何人かの生徒さんは途中で投げ出してその折紙を

ぐちゃぐちゃにしたり、

裂いたりして、

捨てちゃったり

するんですー あーーーちょっと、その折紙、シチリアではかなり貴重なのにいいいいーーー＼(*｀∧´)／

ちょっと傷ついたり(x_x；)

自信なくしたり(´д｀lll)

でも生徒達は何も悪気はないのです。

そんなこんなんでしたけど、最後にこの光景は感動・°・(ノД｀)・°・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　飾りつけみんな真剣ですねー

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みんなでつくったお花達をブーケしてみました！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かなり真剣です

　　　　　　　　　　　お花に負けないぐらい若くて綺麗なシチリアーナの高校生お化粧もばっちり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お花の前ではいポーズ

　　　　　　　　　　　　

生徒達に一番人気だったのが、ハスの花でしたああ

簡単で見栄えがいいのが人気の理由！！！

最初はどうなるかと思いましたが、こんなに大成功に

普段、集中力のかけるイタリアの生徒さん達ですが、

この成果を見て先生方もびっくり(@_@)

特に特別支援学級の生徒達とは仲良くなれて、

私を気に入ってくれて、

なんかこの授業が終わるのは名残惜しかった｡ﾟ(T^T)ﾟ｡

少しでも日本の文化に触れてもらえて私は大満足(＝⌒▽⌒＝)

もう一つの学校では、動物の折紙を主に教えましたああ！！！

それはまた次回のブログでのお楽しみ！！！