さて、保険適用ってなに?という話にうつります。

体のどこかを痛めると、皆さんは整形外科か接骨院・整骨院を思い浮かべますか?

そうです。真っ先に整形外科を思い浮かべる方がほとんどでしょう。

では接骨院・整骨院は何をしてくれるの?保険適用ってなに?

 

大まかに言えば、体のどこか(首肩背中腰膝など)の筋肉、関節、腱、じん帯などを3日前に痛めた、ということであれば、保険適用(0〜3割自己負担)で治療できます。いつ?どこで?のきっかけを言えればOK。

その際の治療法としては、電気治療、冷やしたり温めたり、患部をもみほぐしたりなど、何かしらの手技を加えます。

 

慢性の凝りです、ずーっと痛いです、だと保険適用にはなりません。つまり、保険証を提示して0~3割自己負担の費用での治療はしてくれないってことです。結果、自費扱いとなり、保険適用と比較して費用は高くなる傾向にあります。

(一般的な話なので、詳しくは各接骨院・整骨院に問い合わせてみてくださいね)

だから、自費治療(整体院と同じ)になります。

ただ、治療機械とかいいモノを取り揃えている院が多いのと、患部(不調のあるところ)だけじゃなく体のどこを治療すればよいかに詳しい先生が多いです。体は全部つながっていますからね。金額に関しても、もともと保険適用の仕事がメインのため、自費だけでやっているところと比べて比較的安価なところが多いイメージです。

 

その他、保険適用に関して言うと、労災や交通事故。接骨院・整骨院の看板には必ず「交通事故・労災・各種保険取扱」とか、書いてありますよね。決まり文句のように。

労災は仕事中にケガをしたなど(通勤途中もOK)に対して保険適用で治療できます。自己負担は基本ありません。0割自己負担で治療後、接骨院・整骨院が書類を労基署に提出します。

交通事故治療については、加害者でも被害者でもまずは任意で契約している保険会社に連絡しますよね。ぶつけられてケガをした、或いはその時は大丈夫でも、あとから首が痛くなったなど(むちうち)何かしら症状が出た場合、接骨院・整骨院で0割自己負担で治療を受けられます。ただ、契約した保険会社の担当者によっては治療期間の制限を行う場合もあるので、院の先生の経験やノウハウが治療期間や技術(症状改善)に差がでるかもしれません。