【軌跡】落橋から復活へ.上田電鉄別所線・長野県上田市 | 地方史愛好家 ab.nan27

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地域の魅力を発信!気になる地方史の探訪・踏査を旨とし、地域の歴史・文化を礎に時々【寄り道】しながら綴ります。

想ひ

被災を受けた上田電鉄・別所線に
寄り添い
ながら
復旧・運行再開までの道程を
風化させることなく
私自身記
憶に
留め
同時に発信していきたい!
ab.nan

㊗️ 全線開通!
令和3年3月28日
5:55上田駅始発
進行方向・下之郷駅←上田駅:
出典:別所線赤い鉄橋ライブカメラ

3.3.28・全線開通 臨時列車時刻表:
出典:上田電鉄

赤い橋が甦る
2021.3.3
出典:上田電鉄

橋梁組み立て
2020.12.20
 崩落した橋を解体し、メンテナンスした部品の組み立てを始め、2021.1下旬までに完成させる。
 その後、組み立てた橋にレールを新たに敷設し、2021.3.28運転再開となる。

落橋から1年 
2020.10.12
 経年劣化などで生じたゆがみを直す補修作業が行われている。
 2021.1末までに橋桁を載せて両岸をつなぐ予定で、2021.3.28の全線運行再開を目指す。
 千曲川の出水期を終え、11月〜復旧工事が本格化する。
 10.12で落橋から1年となり、上田電鉄は「多くの応援、支援があって復旧の見通しが立った。全線運行再開に向けて一丸で取り組む」という。

2021.3.28 全線再開
2020.8.31
 上田電鉄は上田⇄別所温泉について、2021.3.28に全線運行再開を目指すと発表した。
 11月以降に橋脚の補強をし、2月末までに橋桁を載せて両岸がつながる。

橋梁橋台完成
2020.6
 2021年春の全線開通を目指し、橋梁橋台の新設工事が予定通り完成した。復活まで後少し。
出典:上田電鉄

現況
2020.3.21
 現地にて落橋後はじめて目にしました。千曲川の爪痕からも尋常なことではなかったことが窺えます。
 しかし赤い橋は復旧に向けて力強く進んでいます。
千曲川上流側より:
千曲川下流側より:

赤い橋再利用
2020.2.26
 崩落により解体した橋梁の検査作業を行い、鉄骨の大部分は目立った傷みがないため、補修して再利用する。
 大正13年に架けられた橋梁の全長224mのうち左岸側44mにわたり崩落した。
 上田電鉄は「多くの部分は再利用できそう。2021年春の全線開通に向けて頑張っていきたい」といい、今後は流失した左岸橋台の新設後、国による堤防本復旧が始まる。

現況
2020.2.18
出典:上田電鉄ウェブサイト

上田市の保有決まる
2020.1.24
 上田市が、橋梁を保有することで決まった。
 復旧費用の97.5%を国が負担し、復旧の進展が期待される。
 市は、2021.4月の全線開通を目指している。

上田市が保有表明
2020.1.20
 上田市は、橋梁を保有する考えを正式に表明した。これにより、市が主体となり復旧工事を進める。

3カ月ぶりに再開
2020.1.11
 台風19号の被災により、中断していた車内観光ガイドが3カ月ぶりに再開した。
 城下駅⇄別所温泉駅間で、沿線や上田地域の魅力を紹介する。

お礼と決意
2020.1.10

出典:上田電鉄ウェブサイト

復旧活動が本格化
2020.1.9
 橋梁落下部分の搬出に向け、解体作業が始まった、同時に渇水期間中に左岸側橋台の新設も進める。
 2019.12.31〜2020.1.3の輸送実績は、前年同期比3〜4割減少したという。

車内応援メッセージ
2019.12.26
 「別所線かけはしプロジェクト」が別所線応援メッセージを載せた中吊り広告を車内に掲げた。
 シンガー・ソングライター 松任谷由美さんをはじめ、賛同者78人が応募した。
出典:別所線かけはしプロジェクト公式サイト

応援クリアファイル発売
2019.12
 第2弾を発売する(2020.1.1〜)。
 台風19号により被災した阿武隈急行、三陸鉄道との3社による。

出典:上田電鉄ウェブサイト

鉄橋を市の保有へ
2019.12.13
 上田市は、国の支援要件の復旧後に鉄橋を市が保有することで検討している。
 来年、2〜3月に正式決定される。

ふるさと納税開始
 上田市は、ふるさと納税に別所線応援コ-スを設け、被災から2ヶ月目の12.13〜応募を開始した。

ユ-ミンからエ-ル
2019.12.11
 レトロな電車で、赤い橋をまた渡りたい!
 シンガーソングライター・松任谷由美さんが、プライベートで訪れた別所温泉でエ-ルを寄せた。
 大学生が活動している「別所線かけはしプロジェクト」に賛同してとのこと。
出典:松任谷由美公式ツィーター

日本酒で応援
2019.12
 沿線の醸造所が日本酒の新商品・がんばろう!上田電鉄別所線を発売し、応援している。
 ラベルは、赤い鉄橋と車両をデザイン、「上田は大丈夫。別所線は走っているよ」と発信したいという。

観光ガイド再開
2019.12.9
 大学生ボランティアによる電車内沿線観光ガイドを、2020.1〜城下⇄別所温泉で再開する。
 復旧に向けて、ソフト面も着々と歩みを進めている。

本復旧・堤防の工法決まる
2019.12.4
 鉄橋が崩落した堤防欠損箇所の本復旧の工法が決まった。
 現地では土質調査を実施しており、早期の復旧を図るとしている。

復旧費用 97.5% 国負担
2019.11.26
 国は、台風19号で被災した地域鉄道事業者に対して、復旧費用を97.5%負担する支援策を検討しており、上田電鉄別所線も対象となる見通し。
 結果、2.5%は地方負担(上田市)となり、事業者には掛からない。

2021年 春を目指す
2019.11.22
 全線運行再開を2021年春を目指すとし、落橋部分の再利用ができないか、健全性の調査・検討を進め、早期復旧のため修復可能な部分は再利用する考えを示した。

イベント継続
2019.11.20
 今年も「サンタ列車」を運行する。
 被災により中止も検討したが「子供たちや利用者への感謝を込めて決めた」という。

別所温泉⇄城下運行再開
2019.11.16
 始発から運行再開となり、ダイヤ改正が実施される。

記念乗車券発売
2019.11.10
 1づくし記念乗車券を発売した。
 鉄橋崩落の被害を受け、台紙には「がんばるぞ!別所線」との全区間復旧への決意を表明している。「復旧してほしいという声が届き、赤い橋が上田のシンボルだと改めて思った。復旧を進めるのでぜひ応援してほしい」という。
出典:上田電鉄ウェブサイト

城下⇄下之郷運行再開
2019.11.5
 城下⇄下之郷の列車運行を、11月16日始発から再開すると発表した。
 それに伴い、城下⇄別所温泉の列車運行が再開となる、運転本数は、上下57本に増やす。
 着実に復旧に向け進んでいます。

落橋の調査開始
2019.11.4
 堤防の緊急復旧工事が完成し、合わせて川の流れを崩落した左岸よりから右岸側に導く・瀬替も行い、落橋の調査が可能となり開始した。
 国は「鉄橋の復旧方法も考慮して(堤防の本復旧)を検討していく」としている。

城下⇄別所温泉運行再開
2019.11.1
 城下⇄別所温泉の列車による運行を目指し、順調にいけば11月中旬に再開できる見通しで、近く具体的な日程を発表する。
 残るは、千曲川に架かる鉄橋崩落で上田⇄城下の一駅間となる。

復旧へ広がる支援の輪
2019.10.28
 沿線の別所温泉や上田市出身の都内在住者による支援の輪が広がっている。
 募金を手渡された上田電鉄は「励ましを頂き感謝している。これを力にいち早い復旧に向け尽力する」と述べた。

支援検討
2019.10.27
 国は、上田⇄下之郷で運行している代行バスの財政支援を検討している。
 国は「先延ばしにするつもりはない、しっかりと具体化していく」と述べた。
 現在、バスによる代替輸送の鉄道事業者への補助制度はない。

1年後を目指し
2019.10.27
 全線復旧に向け、国・市との調整組織が発足し、復旧の速度を上げ、1年後の全線復旧(上田電鉄の見解)を目指し、国と市が前向きに支援していく。
 市は「市民や観光客に愛される重要な路線。なくすことはできない」と積極支援の姿勢を示している。
 上田電鉄も廃止の選択ではなく、全線復旧に向けモチベーションは上がっています。まずはひと安心。

別所温泉⇄下之郷運行開始
2019.10.15
 列車・別所温泉⇄下之郷と代替バス・下之郷⇄上田による運行を開始した。上下線とも概ね1時間に1本程度となる。

見通したたず
2019.10
 鉄橋は落橋したままで復旧の見通しは全くたっていない。

悲報!落橋・台風19号
2019.10.13
 復旧、運転再開には、千曲川の護岸本復旧が先で相当な日数が予想される。
 大正13年 千曲川橋梁として設置して以来、落橋は初めてのことになる。

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