認定と保全
城沼と躑躅ヶ崎:
出典:館林市
経緯:
群馬県館林市の里沼(SATO-NUMA)ー 「祈り」「実り」「守り」の沼が磨き上げた館林の沼辺文化 ー が認定された。
館林の里沼は沼ごとに特性が異なり、里沼を辿ればそれぞれの沼によって磨き上げられた館林の沼辺文化を味わい、体感することができると評価された。
茂林寺沼は、里沼の原風景と信仰が共存する・祈りの沼。
多々良沼は、農業用水や川魚の食文化を担った・実りの沼。
城沼は、天然の要害として館林城やツツジの名勝地を守ってきた・守りの沼といえる。
市は「価値を認められたのはうれしい限り、市民の皆さんの誇りになる」という。
一方、茂林寺沼の一部では、5年ほど前、多くの雑草が茂り、古くからの湿地が失われつつあった。
今後、雑草の種が観光客の靴裏などに付いて持ち込まれることが増える、里沼も手を入れ続けないと守れないという。
雑感:
日本遺産認定により地域活性化や観光振興につなげる一方、特色ある自然遺産は環境の維持、保全が課題となる。
価値認め 環境維持が 沼生かす
ab.nan