アンパンマンミュージアムへ到着したのが、昼過ぎ。

日曜の昼過ぎなので、土曜の午前などよりは随分と空いていたようだけれど、それでも混んでいました。

まずは「やなせたかし劇場」というゾーンへ。

アンパンマンやバイキンマンのショーをやっていたので、途中から見る。

満席だったため、後ろの方の立見席で、娘を肩車。

見えた?

 

ショーが終了し、演出で使った花びら(桜吹雪みたいなやつ)をさして

「お花を集めてカレーパンマンに渡してねー」

と、司会のオネエサンがアナウンス。

箱を持ったカレーパンマンが登場し、その箱に花びらを入れると頭をなでてくれる。つまり、子どもたちに床に散らばった花びらを掃除させる、というしたたかさ。

なるほどねえ。

 

それからアンパンマンたちとの触れ合いの時間。

まずは、ホラーマンの着ぐるみ(と言ったらいけないのか?)が登場。ちなみに、ホラーマンは、骸骨のキャラ。詳細は不明。ホラーマンに殺到する親と子。というか、親。

「おりゃあホラーマン!うちの子と写真撮るんじゃあ!!」

とものすごい勢い。それを優しく制する、スタッフのお姉さんたち。

次に食パンマン登場。

食パンマンに殺到する親と子。というか、親。

「おりゃあ食パンマン!うちの子と写真撮るんじゃあ!!逃げたら承知しないわよ!」

とものすごい勢い。それを優しくたしなめる、スタッフのお姉さんたち。

最後にアンパンマン登場。

アンパンマンに殺到する親と子。というか、親。

「おりゃあアンパンマン!うちの子と写真撮るんじゃあ!!さもねえとぶっ殺すぞ!!」

とものすごい勢い。それを厳しく取り締まる、スタッフのお姉さんたち(あくまで笑顔)。

 

という血なまぐさい撮影会で、隙間をぬって僕も娘を抱いて、アンパンマンの隣へ。

そして人だかりの向こうから、カメラを構えるわが妻。

しかし!

この手の着ぐるみ(と言ったらいけないのか?)との遭遇が初めてのわが娘は、アンパンマンをみて「ぎゃー」と、恐怖で泣きわめく。そういう状況に慣れているアンパンマンは、ちょっと驚いたようなしぐさをして「バイバイ」とうちの子に手を振ってから「おんどりゃあアンパンマン!うちの子と写真撮るんじゃあ!!さもねえと絞め殺すぞ!」という次の親への対応する忙しさ。

 

というわけで、アンパンマンとの写真撮影は、ほぼ失敗に終わりました。