我が妻のお母さん、つまり「お義母さん」が、おとといの水曜日から我が家に来ている。

別に遊びに来たわけではない。

わが娘の世話を手伝いに来てくれているのだ。

今月いっぱいまで、我が家でお義母さんと同居となる。


決して広いとは言えない我が家。

いままでは妻と二人暮らしであったので、別にどーということもなかったが、娘とお義母さんの二人が一気に増えたことによって、手狭感が急上昇している。

それはまあいいのだが、お母さんとの同居で、実は肩身の狭い思いをしていることが一つある。

それはズバリ「お歌」である。


これまでの二人暮らしでは、自宅内であれば時と場所を選ばずいつでも「お歌」が歌えた。

洗濯物を干しながら鼻歌。

リビングで酒を飲みながらハミング。

入浴中に熱唱。


しかし、さすがにお母さんが一緒だとそういうわけにもいかない。

僕なりに気を使う。

「普通、義母の前で歌は歌わない」

という固定観念。

さっぱりとした性格のお義母さんなので、僕が歌を歌おうが先方は気にしないのだろうが、僕の方が気にする。


そうはいっても「歌いたい」というあふれ出るエモーションを抑えきることはできない。

なので、昨日は運転する車の中で一人、大熱唱をしました。