こんにちは。
研修コーディネーターの飯島こと日本酒です。
先週の土曜日に「承認力をもった管理職をいかに生み出すか」
というテーマでワークショップを行いました。
小人数でしたが、熱いワークとなりました。
さて、マズローという心理学者が提唱した「5段階の欲求」を
聞いたことがあるでしょうか。
「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、
それに向けた人間の欲求を5段階に分けたものです。
・自己実現の欲求
→自分の能力や可能性を最大限発揮したい
・承認の欲求(尊厳の欲求)
→集団から自分の存在価値を認められたい
・社会的欲求
→家族・集団を作り、どこかに所属したい
・安全の欲求
→安全な環境にいたい、経済的に安定したい
・生理的欲求
→生命維持のための、食べたい、飲みたい、眠りたい
近年では社会的欲求を持たない人も増え、この
5段階も変わってきたかもしれませんが、基本的に
下の欲求が満たされると上の(高次の)欲求を満たそうと
人は思い、行動します。
さて、ここで出てくる「承認の欲求」。
「上司や先輩、周囲から認められたい」という欲求ですが、
これを『他者承認』といいます。
評価のフィードバックの時だけでなく、常日頃から上司が
部下を観察し、できているところ、成長しているところを
「具体的にほめる」こと。
これが無いと、部下は「上司から認められていない」
「組織から必要とされていない」と感じ、離職・転職に
繋がりやすくなります。
(現に私もこれで前の会社を辞めました・・・)
ただ承認の欲求にはもう1つの意味があり、こらが
あまり知られていません。それは、
「自分で自分自身のことを認めたい」という『自己承認』
です。
「自分のここは強みだけでも、もっと伸ばしたい」
「自分のここは好きだけでも、より好きになりたい」
そう考えることによって、自己承認を強めると、
積極的に技術を磨いたり、能力を高めようとします。
実はここが人材育成のポイントで、人から「成長しろ!」と
言われるよりも、自分で「成長しよう!」と思う方が、
行動に移りますし、成長の度合も高くなりますよね。
つまり、管理職の承認力には、いかに部下自身に自己承認させる
のか、という点が重要なのです。
(一般的に管理職の承認力というと他者承認の話ばかりで、
自己承認の内容はほとんど出てきません)
さて、みなさんは、自分の好きなところがありますか。
その好きなところを伸ばしたいと考えていますか。
ぜひ、自己承認力を持つことをおススメします。
ワークショップで話し合った内容の一部。
この後は大宴会でした。
