春の土曜のお昼は若竹そば
食品偽装問題や、自給率の低下など、食の周辺では昨今いろいろな問題に対して様々な意見が飛び交って、誠にかまびすしいですね。
それぞれに複雑な要素が絡み合って、現在こうなってしまっているんでしょうが、食卓に季節ものが並ぶことに、再びみんなが楽しみを見出せたら、結構いろんな問題が解決したりするんじゃないか、なんて思ったりするんですよねぇ(笑)
なんて、したり顔になることもないんですが(苦笑)、つまり単に食べたくなったから、先週の土曜日のお昼は「若竹そば!」^ ^
とはいえ、たけのこは水煮、わかめは塩蔵と、調理時間と食品調達場所の制限もありますが^ ^;、なんのなんの、美味しかったですよ。
僕は東京の生まれだけれども、うちで作るときの甘汁は、薄口醤油で作るのが好き。
それからそばは、若竹の時は更科がいいですねぇ♪
もちろん土曜の昼でも、男子厨房酒であります。
この日は、先日「菩提もとってなんだ?」と気になってはせがわ酒店で買ってきた「菊司 菩提もと 純米 生」。
うーん、かなり微妙です。このお酒。。
つづく
サブタイトル変えてみました。のグラハム・カー
本当にいつのまにか、気が付いたらそうなってたんですが、でも、僕自身嬉々としてその役割をまっとうしてたりして、うれしいやら悲しいやら^ ^;
で、そんな僕の原風景が「世界の料理ショー」。
そうです、グラハム・カー!
シェリー片手に(今YouTubeとかで見なおしてみると、白ワインですな。でも、なぜだか「料理作りながら飲むのは、やっぱりシェリーなのよ・・」なんてフレーズが記憶の片隅に残ってる)、バカ言いながらちゃちゃっと料理を作るあの番組に、なんとも豊かなアメリカを見てたんですなあ、赤ん坊の頃。
あ、うそうそ。すいません、小学生か、下手するともう中学生になってました。
考えてみると、坊主頭の中学生が、喜んで「世界の料理ショー」見てる姿ってのも、なかなかにシュールなものがありますな(苦笑)
というわけで、初心に戻って(?)「口中の幸い」のサブタイトルを<男子厨房酒の愉しみ>とさせていただきました。
以後、お見知りおきを。
今見ても楽しいよねえ。この世に悩みなんて無いなあ、という感じ。
やっぱり、食い物と酒と笑いの威力、それも揃い踏みとなるとすごいです!
蔵元は僕の親戚だった!? <木戸泉・岩の井 蔵見学>
先週末、房総は大原と御宿に行ってきました。
目的は、通好みの酒を醸す千葉有数の酒蔵、「木戸泉」と「岩の井」の見学。
実は、神田にある酒屋「和泉屋」の日本酒の学校(!?)に入ってまして、
私は中学、通称アル中の生徒なんです。
その修学旅行で行ってきたというわけ。
和泉屋さんの学園ページに、修学旅行の模様が。
今は造りの真っ盛り。
酒造りの一から十までをつぶさに見られ、
さらに両蔵元と杜氏にもお話がうかがえ、
さらにさらに、無濾過生原酒のタンクごとの利き酒が出来たり
(市販されているのは、いろんなタンクの酒をブレンドして、
味の調整をします)、
本当に貴重かつ楽しい体験でした。
で、さらに実はなのですが、
私の母親の実家が御宿でスーパーをやってたんです。
もともと酒屋でね。
だから僕にとっては御宿は半分地元。
でね、木戸泉の蔵元(社長)、
そのお顔が本当に外房の人の顔で、
僕のおじいちゃんや叔父にそっくりなんですわ。
親戚じゃないかと思っちゃいました。
写真を撮り忘れたのが、
かえすがえすも残念。
山田錦浸漬中
<sake-memo>瀧澤 純米古づくり(長野)
口開けの一口はなんとも人当たりの悪い酒。苦味をともなって、ごつごつした感じ。旨みや酸味のボリュームもあまり感じられず、君は一体誰?という感じでつかみ所がない。四週間も常温でほったらかしにしておくと、ようやく味がのってくる。もとよりキレはよく、ぬる燗につけてやると苦味をともなって恥ずかしげに旨みが顔を出す。しかし、もしかしたら本領を発揮する前に飲みきってしまったのかしらん?
■原料米:長野県産美山錦100%
■精米歩合:麹米59% 掛米65%
■酵母:自家培養酵母
■仕込み水:黒耀の水(硬度0.95)
■アルコール分:16度以上17度未満
■日本酒度:+0
■酸度:1.7
■粕歩合:42%
■杜氏名:西沢勝(小谷杜氏)
■信州銘醸株式会社
■価格:2200円(1.8l)
■コトブキストアー(江東区住吉)にて購入